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インフラサーバーの移行事例|フルスクラッチ構築の大規模ECモール

図書印刷では、様々なクライアントに応じて、サーバー移行や強化のご支援をしています。
消費者のECでの購入機会が日常化および増加する中、自社ECを構築し、モールECに出店する事業者様も増えており、それに伴って、拡大する事業環境に合わせたインフラの再構築のご相談をいただく機会も多くなってきました。
今回は、大型のECモールを運営されているクライアントのサーバー移行事例をご紹介させていただきます。

目的
  • モールの成長を見据えた、堅牢なサーバー構成の再構築とセキュリティ強化
課題
  • 出店店舗増加に伴い、商品画像の登録容量が増え、サーバーコストが増大
  • 商品などの画像登録時は、リサイズなしでDBに格納する仕様のため、容量を圧迫
  • アクセス数の増加に伴い、転送量(特に画像)が増加する事によるコスト増大
  • ECモールを構築しているフレームワーク自体のバージョンアップも必要
解決策
  • スケーラビリティ確保のためのAWSへの移行
  • 画像登録時に軽量化処理機能を実装することで、サーバーコストを抑制
  • フロント側の画像表示速度に関して、ファイルサイズ最適化を施し、転送量を抑えるとともに、表示速度も改善
  • 使用しているフレームワークのメジャーアップデート

【移行の流れ】

弊社では以下のような3つのプランを検討し、クライアント様の要望をくみ取りつつ、最適と思われる移行方針を定めさせていただきました。
①  現サーバーのまま、登録画像の軽量化(転送量と登録容量の削減)をして対処する
②  現サーバーのまま、外部に画像ストレージ+CDN(Contents Delivery Network)を設置する
③  画像を軽量化しつつ、AWSに全てを移行する
各プランにおいて、意思決定のための、明確な判断基準をご提示する必要があるため、将来的に増えることが予想される出店店舗数や利用者数を想定し、それぞれのプランでのコストシミュレーションを数字とグラフでご提示しました。
コストシミュレーション プランを決定いただいたら、現環境から新環境への移行計画を策定します。
サーバーの構築計画はもちろんですが、現サイトからのデータ移行、DNSの切り替え、テスト計画等をウォーターフォール形式で必要なタスクとして示すことで、ご安心いただきながら、着実にプロジェクトを進めました。
ウォーターフォール形式

【結果】

・数時間のサイトクローズのみで移行を完了し、ビジネス機会の損失を最小化
・格納画像の自動リサイズや出力画像のファイルサイズ最適化により、消費者にも事業者にも更に使いやすいサイトへの改善を実現

ECサーバー移行をご検討なら、まずはご相談ください
TOSHO DIGITALでは、運用されているサイトの状況や課題への対処はもちろんですが、サーバー移行の目的や条件、貴社のシステムやセキュリティポリシーに応じて、適切なサーバー構成やセキュリティに配慮したご提案を行います。移行代行などもお気軽にお問い合わせください。

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