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「ひと気(ひとけ)」とは? Webサイトの成功につながる重要性を解説

「ひと気(ひとけ)」とは?Webサイトの成功につながる重要性を解説

リアルな店舗でも「ひと気」がないと、入りづらさを感じることはよくあります。インターネット上のサイトでも、同様のことが言えるのではないでしょうか。にぎわいが感じられるサイトは、それだけで流入が増えるものです。今回はWebサイトの「ひと気」について、その重要性と好印象をもたらすための手法を解説します。

売れるサイトに育てる!目的別ECマーケティング施策

目次

「ひと気」とは

「ひと気がある」「ひと気がない」とよく言いますが、一般的な「ひと気」とは人のいる様子や、ほかの人の気配があるという意味です。

Webサイトやネットショップにおいて使われる「ひと気」も同様で、訪問者数がある程度いることが感じられ、動きがあり、にぎわいを感じさせることを意味します。

Webサイトでは訪問者数のカウントが日々増えていると、アクティブユーザーが多く活気があると感じることができます。

ネットショップでは、商品の売れ行きからも「ひと気」を強く感じられます。ユーザー側ではほかの訪問者の反応(レビュー、口コミ)を商品選びの参考として利用したり、売れている商品数を見てショップに対する安心感を抱いたりします。

実店舗でのひと気:繁盛しているイメージや注目度を示す要素であり、消費者からの信用につながる

オンラインでのひと気:ユーザーに居心地の良さや安心感を与え、運営企業への信頼感をもたらす

実店舗での「ひと気」は、繁盛しているイメージや注目度を示す要素であり、消費者からの信用につながります。オンライン上でも、「ひと気」があるサイトはユーザーに居心地の良さや安心感を与え、運営企業への信頼感をもたらします。

「ひと気」が重要な理由

「ひと気」によって、そのサイトを訪問した人はほかのユーザーの動きを感じます。「ひと気」がなぜサイトに重要なのかをさらに解説します。

「ひと気」の有無がユーザーにもたらす印象

「ひと気」は訪問者に信頼感や安心感をもたらします。訪問者数が多いほど、利用されているサイトであり、社会的にも注目度が高い企業であると感じます。

現在、大半の企業が自社サイトを持っていますが、常に「ひと気」を感じさせるサイトにするのは容易なことではありません。「ひと気」があるということは、そのサイトに見たいコンテンツや情報があることを示します。つまり、ユーザーを引き付ける魅力のあるサイトでなければ、「ひと気」を呼ぶことができないということです。

また「ひと気」は、画面の向こうに自分と同じような行動をしている人が存在することを感じさせます。自分と同様の興味や関心を持つ人がいるという親近感から、ユーザーは運営する企業に対して共感を覚えたり、好印象を持ったりすることになります。

「ひと気」がWebサイトにもたらすメリット

「ひと気」がWebサイトにもたらす影響には、以下のようなものがあります。

検索エンジンの評価向上

検索エンジンでは多くの訪問者を集めているサイトを高く評価する傾向があるため、「ひと気があるサイト」は上位表示されやすくなります。検索する人の目に触れやすくなることで、さらに訪問者が増えるという好循環が生まれます。

訪問者の流入増加

多くの訪問者がいることで、人気のサイトであるというイメージが増大し、新しい訪問者の興味を喚起します。SNSといった他のメディアでも話題になりやすくなり、サイト訪問者の増加が期待できます。

広告収益の増加

「ひと気」のあるサイトは、多くの人の目に触れる機会が得られることから広告効果が期待され、それが広告収益の伸びにつながります。

購入率のアップ

ネットショップでは、多くの人々が利用しているという事実によって、そのショップが信頼できるものであると認識されやすくなります。「ここで購入しても大丈夫」という意識が購買行動を促し、購入率の向上に貢献します。

「ひと気」を演出する具体的な手法

「ひと気」を感じさせるためには、サイト運営側による仕掛けも必要です。具体的な手法を紹介します。

人物の顔を見せる

モノだけでなく人物画像を多用することで、親近感や商品の具体性を与えられます。企業であれば、働く社員の顔を見せれば企業の風土や文化のイメージが伝えられます。企業内を紹介する場合にも、施設のみではなく人物を入れて実際の活動の様子を見せるのが効果的です。

ページに動きをつける

スライドバナー、動画などを効果的に活用して視線を誘導することで、にぎわいを演出できます。自社のプロモーション的なイメージ動画、クリックを促すGIF画像など、うまく使えば面白みやユニークさを感じさせるサイトになります。ただし、ユーザー側のアクションの妨げになったり、うるさい印象を与えたりすると効果は期待できません。「にぎわい」と「煩雑」のさじ加減に気をつけることが重要です。

メッセージを紹介する

顧客や社員からのメッセージといった、生の声を掲載することで「ひと気」を演出できます。

ネットショップであれば購入者の声、レビューを掲載し、具体性のある感想や意見を紹介します。プラスだけではなくマイナスのレビューも隠さずに掲載し、企業側の対応姿勢を示すことで対顧客コミュニケーションの様子を伝えることができます。

一般企業でも、取引先の声や企業と関わりのある外部の人のインタビュー・コメントを掲載することで、企業活動の一端を紹介できます。社員のメッセージは、先に紹介したように顔写真や業務中の写真とともに掲載すれば、一般消費者との距離を縮める役割を果たします。求職者に向けた採用活動の一環としても効果的です。

リアルタイムで状況を伝える

ネットショップでは、「現在、〇人がこの商品を見ています」「現在、〇人がショッピングカートに入れています」など、ユーザーの動きや商品残数、販売実績などの数値を見せる手法をよく見かけます。これも「ひと気」を演出するひとつの手段です。リアルタイムで状況を伝えることで、ほかの人の存在を強くアピールできます。また「残り〇個」という表示によって、焦燥感をあおる効果もあります。

一般的な企業サイトの場合でも、訪問者の「足跡」をピックアップして紹介することがあります。そのほかにも、企業が現在手がけているプロジェクトの進行状況や、それに対する社会の反応をこまめに伝えているサイトもあります。こうすることで「ひと気」を感じさせることができます。

「ひと気」を感じるサイトの共通点は、「現在の動き(リアルタイム感)」を感じられることとも言えます。つまり「現在の動き」を強調することには、「ひと気」を演出する高い効果が期待できるのです。

新情報を随時提供する

上記のリアルタイム感とも関連しますが、SNSフィードと連動して企業の最新ニュースを提供するのも効果的です。ネットショップであれば新商品入荷、タイムセール、当日キャンペーンなど、購入へとつながる情報も積極的に活用しましょう。各チャネルからサイトへと、常に手が入れられているイメージを与えると、「ひと気」の演出効果が高まります。

活気あるWebサイトを演出する「ひと気」

インターネット上のサイトは実店舗のように中の様子をのぞくことはできませんが、ユーザー側が受ける「ひと気」への印象によって、サイトのイメージや、それを運営する企業への信頼度が左右されます。サイトを運営する側は「ひと気」の果たす役割を理解し、ユーザーが安心して利用できる場を演出していく必要があります。ただし、あまり企業側の意図が見えすぎると、逆効果になりかねません。「ひと気」を自然に感じさせる工夫を凝らし、サイト内を盛り上げていくことが大切です。

図書印刷は、サイトへの流入を増やしWeb集客を成功させるためのデジタルマーケティング支援サービスを行っております。お悩みや疑問をお持ちの方は、お気軽に当社までご相談ください。
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