1. HOME
  2. コラム
  3. Webマーケティング
  4. CTAとは?重要な理由と5つの改善方法を解説
Webマーケティング CTA

CTAとは?重要な理由と5つの改善方法を解説

CTAとは?重要な理由と5つの改善方法を解説

CTAは、Webサイト運営の重要な指標であるコンバージョン率を向上させるために、欠かせない施策です。この記事では、Webサイトの訪問者にアクションを起こしてもらうために、どのようにCTAを工夫すればいいのか、CTAの基礎的な知識と改善のための5つのポイントを解説します。

具体的な実例で分かる! 転換率の高いランディングページの作り方
目次

CTAとは?

CTAはCall To Actionの頭文字を取った言葉で、日本語では「行動喚起」と訳されます。
WebサイトやWeb広告から、期待する行動にユーザーを誘導するという意味がありますが、多くの場合、ユーザーを次のアクションへ導く「ボタン」や「リンク」を指す用語として使われます。

例えば、資料請求ボタンやお問い合わせ先へのリンクなどがあります。

<よく見かけるCTA>

  • 購入する
  • 申し込む
  • 会員登録をする
  • 問い合わせをする
  • 資料を請求する
  • 電話をかける
  • メールマガジンを申し込む など

CTAが重要な理由

CTAの役割は、ユーザーに対して、コンバージョンまでの道のりを分かりやすく示すことです。
CTAが適切でないと、ユーザーは「どうやって申し込めばいいのか分からない」「分かりにくい不親切なサイト」だと感じ、Webサイトから離脱してしまう可能性が高まります。逆に言えば、CTAを適切にすることで、クリック率を高め、コンバージョン率を上げることができます。

適切なCTAがあれば、ユーザーは迷うことなく必要な情報にたどり着き、無用なストレスを感じずにコンバージョン率を向上させることができます。
このように、CTAはユーザーの満足度とコンバージョン率の向上に重要な役割を果たすのです。

CTAを改善する5つのポイント

コンバージョン率に直結するCTAでは、位置やデザインが適当か、十分な成果が出ているかを定期的にチェックし、改善することが重要です。CTAを改善するポイントを解説します。

適切な場所に配置する

Webサイトは横書きのため、ほとんどの人は左上から右下に向かって視線を動かして読んでいきます。また、ユーザーの多くは内容を読んで把握してから、購入や申し込みをしたいと考えます。そこで、CTAはページの「右下」や「中央下」などに設置するのが一般的です。

情報量が多く縦に長いページの場合、最後までスクロールしてCTAを探すのが面倒になったユーザーが途中で離脱するリスクがあります。そういったケースでは、CTAを文章の区切りとなる複数の箇所に置いたり、ポップアップやモーダルウィンドウ(別枠のウィンドウ)で表示させたりすることで、いつでもクリックやタップができるように工夫します。

Webサイトのファーストビューのような、パッと目につく位置にCTAを設置するのも有効です。購入や申し込みをするのは、新規ユーザーだけではないので、Webページに訪問して、すぐにアクションをおこしたいユーザーもいるためです。

周囲に埋もれない色やデザインを選ぶ

コンバージョン率 には、CTAの色や大きさも影響します。
CTAもWebサイトのトンマナに合わせたいところですが、CTAが周囲に埋もれてしまい、ユーザーに見落とされてしまわないよう、色や形、サイズなど、デザイン的な工夫が必要です。

わかりやすく具体的な文言を使う

CTAでは、ユーザーに「クリックする先で何を得られるのか」を瞬時に伝えなくてはなりません。そのためにも、CTAの文言は明確で具体的であることが重要です。
例えばCTAボタンのテキストは、「申し込みはこちら」とするよりも、「資料を請求する」「メルマガを申し込む」「無料サンプルを申し込む」といったように、CTAへのアクションでユーザーが「何を得られるか」はっきりわかる文言を入れましょう。
また、CTA内やCTAのすぐ近くには「今だけ」「数量限定」といった文言を置き、ユーザーにすぐに行動するよう促す手法もよく使われています。
その他、子ども向けWebサイトであればひらがなを使う、高齢者向けにはアクションスペースやフォントサイズを大きくするなど、コンバージョンしてほしいターゲットの属性に合わせた工夫も必要です。

CTAの数を絞る

一つのWebページ内で、ユーザーに提供したい資料が3種類あった場合、3つのCTA(たとえば「資料請求ボタン」)が並ぶと、ユーザーにストレスを感じさせてしまう場合があります。人は選択肢が多すぎると、選ぶことに負担を感じ、選ぶこと自体をやめたくなる心理が働くと言われています。 最もコンバージョンしてほしい資料を厳選してCTAボタンを配置しましょう。

テストと検証を行う

実際にCTAを作成する際には、ユーザーの反応を確認、検証することが大切です。そのためによく使われるのが、ヒートマップツールABテストです。

ヒートマップツールとは


ヒートマップツールは、Webサイト上のユーザーの行動を可視化するツールです。サイトを訪れたユーザーの行動がサーモグラフィーのように表示され、ユーザーがよく見ている箇所は濃く、見られていない箇所は薄く表示されます。ヒートマップツールを使うと、次のようなことが簡単に把握できます。

  • マウスの軌跡:ユーザーが注目しているコンテンツの詳細な位置が分かる
  • クリックした場所:ユーザーが頻繁にクリックしている位置が分かる
  • どこまでスクロールされたのか:ユーザーがページのどの位置で離脱したかが分かる など

ユーザーがコンテンツのどの部分を熟読するのか、どこでアクションするのか、そしてどこで離脱するのかといった傾向を確認することで、CTAを置くべき適切な位置を見つけることができます。

 

ABテストとは


ABテストは、CTAのデザインやテキスト、位置などを変えたA、BパターンのWebページを実際に公開し、どちらのパターンがよりコンバージョンを得られるかを、リアルなユーザーの反応で測定します。
必要に応じて、デザインやテキストを替えてテストを繰り返し、どのパターンのCTAがより高い成果を出せるかをデータ検証して、CTAを最適化していきます。

 

Check

ABテストについての詳しい解説は下記をご覧ください。
ABテストとは?基本とやり方をわかりやすく解説

最適なCTAを見つけてコンバージョン率を上げよう

CTAはユーザーを次のアクションへ導く「ボタン」や「リンク」です。コンバージョン率に大きく影響するため、CTAが十分に機能しているかどうかは定期的にチェックする必要があります。そして課題があれば、位置、文言、色やデザインなどを適宜見直します。見直しは客観的なデータに基づいて行うことが大切です。実際のユーザーを対象にテストや検証を行って、最適なCTAを見つけましょう。

CTAについてご理解いただけたでしょうか? 図書印刷では、Webマーケティング支援、Webコンテンツ運用後のフォローなどのお手伝いをいたします。お悩みや疑問は、どんなことでもお気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら

EC運営支援サービス

関連記事

  • メールマガジン申し込みへ
  • お役立ち資料ダウンロードページ
  • 新規CTA
  • お役立ち資料自社ECの教科書
  • お役立ち資料ECマーケティング施策
  • お役立ち資料shopifyが選ばれる理由
  • お役立ち資料shopifyのいいところ
  • 新規CTA
  • お役立ち資料SNS初心者講座
  • お役立ち資料Instagram初心者講座
  • お役立ち資料Facebook初心者講座