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LINEマーケティングとは?主な施策、特徴、アカウント種類、料金

LINEマーケティングとは?その手法や特徴から、アカウントの種類、料金までを解説

LINEを自社のブランディングや販促に活用する企業が増えています。その理由は、ユーザー数の多さやユーザー層の幅広さに加えて、LINEが使い勝手の良い、さまざまなマーケティング機能を備えているから。この記事では、LINEマーケティングをこれから始めたい人のために、LINEでできるマーケティング施策について、手法や特長、アカウントの種類、料金までを解説します。

目次

LINEマーケティングとは

LINEマーケティングとは、日本最大級のコミュニケーションアプリであるLINEを活用するマーケティングです。
LINEには、公式アカウントから配信できるメッセージやクーポンなどのほか、スタンプ、チラシといった企業がユーザーと直接コミュニケーションできる豊富な機能があります。これらを活用することで、幅広いマーケティング施策が展開できます。予約受付やクーポン配布など、リアル店舗と連動しやすい点も特徴のひとつです。

LINEの特徴

まずは、マーケティングのベースとなるLINEとLINEユーザーの特徴をLINEの公表に沿って簡単に紹介します。
LINEは国内のアクティブユーザー数が8,900万人以上とされており、この数値からは人口の70%以上が利用していると言えます(2021年9月末時点)。
利用者は男性が44.4%、女性が55.6%とやや女性が多いのですが、10代から60代以上までの各年代に偏りなくユーザーがおり、居住地も全国に分布しています。
利用頻度も非常に高く、LINEを「毎日利用する」人は、男性は7割以上、女性では8割近くに達するという調査結果が出ています(2021年7月※1)。
※1出典:数値はいずれもLINEビジネスガイド2022年1〜6⽉期版 v2.1より
https://www.linebiz.com/sites/default/files/media/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202201-06.pdf

LINE公式アカウントの種類

LINEをビジネスで利用する際は「LINE公式アカウント」を開設します。公式アカウントには、認証済アカウント未認証アカウントプレミアムアカウントの3種類があります。

認証済アカウント

認証済アカウントは、LINEの審査を受けて公式に認証を受けたアカウントです。認証済アカウントになると青色のバッジが企業名の前に表示されます。認証を得るためには申請をして、審査を通過しなくてはなりません。この審査は無料です。
認証済アカウントではLINE公式アカウントの機能が使えるほかに、次のようなメリットがあります。

  • LINEアプリ内の検索対象になる
  • 請求書決済ができる
  • 「友だち追加広告」が利用できる
  • 宣伝用のポスターをダウンロードできる(リアル店舗に掲示可)

未認証アカウント

LINE公式アカウントは個人や法人を問わず、誰でも作成できますが、LINEによる審査を経ていないアカウントは、未認証アカウントと呼ばれます。未認証アカウントはバッジの色がグレーになり、LINEアプリの検索対象から外れます。
未認証アカウントは手軽に開設できて、公式アカウントのベーシックな機能が使えます。しかし、認証済アカウントに比べてユーザーの信頼性が低く、友だち登録もされにくくなります。請求書決済ができないこともあり、企業が利用する場合は、認証済アカウントを開設する方が、メリットが大きいでしょう。

プレミアムアカウント

プレミアムアカウントは、認証済みのアカウントのなかで、特に優良なアカウントに対してLINEが付与するもので、バッジの色は緑です。機能は基本的に認証済と同じですが、プレミアムアカウントの信頼性は認証済アカウントよりもさらに高まります。
ただしプレミアムアカウントは、企業側が申請してなれるものではなく、審査の基準も公表されていません。

LINE公式アカウントの利用料金

LINE公式アカウントの利用料金は、アカウントの種類にかかわらず、配信するメッセージの数によって決まります。プランには次の3種類があります。

フリープラン

メッセージ送信数が1,000通/月と少ない代わりに、月額料金はかかりません。
ただし無料分の1,000通を超えてしまうと、追加メッセージはもう送れません。無料メッセージが利用できるようになる翌月まで待つことになります。

ライトプラン

ライトプランは月額料金5,000円で、メッセージは15,000通/月まで送信できます。メッセージを制限まで使ってしまったときには、1通5円で追加メッセージを送ることができます。

スタンダードプラン

スタンダードプランは、中規模~大規模のアカウントの運用に適したプランです。月額料金は15,000円で、メッセージを45,000通/月まで送信できます。これを超えた場合は、追加メッセージを1通1.1円~3円(通数によって変動)で送ることができます。

LINEマーケティングの施策

次に、LINEでどのようなマーケティング施策を行うことができるのか、よく利用されている施策について解説します。

LINE公式アカウントの機能を活用

LINE公式アカウントには、友だち登録をしてくれたユーザーにアプローチできる多くの機能があり、さまざまなマーケティング施策に活用できます。ここではそのなかから、特によく使われる5つの機能を紹介します。

メッセージ配信

ユーザーのLINEにメッセージを直接送る機能です。テキストに加えて画像やスタンプなど、1回のメッセージ配信で最⼤3吹き出しまでを送ることができます。性別や年齢層によるセグメント配信も可能です。
LINEのメッセージはメールよりも読んでもらいやすく、端的に用件を伝えられるという特徴があり、顧客とのフレンドリーな関係を構築するのに適しています。

リッチメッセージ配信

画像やテキストをひとつのビジュアルにまとめて、訴求力の高いメッセージを送ることができます。

クーポン

来店促進や販売促進に使えるクーポンを作成して、配信や投稿ができます。

ショップカード

デジタル版のポイントカードをLINE内で管理・運用できます。リピーター獲得に効果的な機能です。

リッチメニュー

トーク画⾯の下部に表示される大きなメニューです。見やすいボタンから予約ページや商品購入ページなど外部サイトに誘導でき、コンバージョンにつなげやすい機能です。

LINEプロモーションスタンプ

LINEでは、スタンプがコミュニケーションに重要な役割を果たします。LINEの調査によれば、ユーザーの約80%が1日に1回以上スタンプを利用しているそうです(※1)。
こうしたスタンプをユーザーに無料で、あるいは一定の条件を付けて広告として提供するのが、LINEプロモーションスタンプです。LINEのスタンプショップ経由で提供するスポンサードスタンプや、自社のメッセージや広告で告知するダイレクトスタンプなどがあります。
プロモーションスタンプは、企業・ブランドの認知率の向上やファンの増加に貢献する、効果の高い施策です。ただし、静止画のスポンサードスタンプ8種類の料金が3,500万円というように実施には高額な広告費が必要です(※2)。
※1、2とも出典:https://www.linebiz.com/sites/default/files/media/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202101-06.pdf

LINE広告

LINE広告は、LINEの中に広告を出稿するための広告配信プラットフォームです。広告はLINEのトークリストの上部や、LINE NEWSタイムラインなどのLINE内の配信面LINEマンガなどの関連アプリに掲載されます。
LINE広告の魅力は、前述した人口の70%以上が利用しているという圧倒的なリーチ力です。
ユーザーの属性やLINE内の行動履歴をもとに、ユーザーをセグメントして広告を配信するLINEターゲティング配信や、特定の行動をしたユーザーに広告を配信するオーディエンス配信などの広告商品があります。

LINEチラシ

個店ごとの特売情報を、その店の商圏に住むユーザーにチラシメディアで配信するサービスです。ユーザーは、LINEチラシのページから情報が欲しい店舗を「お気に入り登録」するだけで、店舗の公式アカウントに自動で友達追加され、チラシの更新情報が届くようになります。
商圏内の購入意欲の高いユーザーと定期的に接点を持つことができるという、大きなメリットがあります。

LINEミニアプリ

LINEの中に自社オリジナルのWebアプリを組み込むことができます。それが「LINEミニアプリ」です。
ユーザーはミニアプリを使って、予約、注文、決済、会員証提示などをLINE内で簡単に行うことができます。ミニアプリは、LINE内にあるためダウンロードが不要で、起動が速いため、ユーザーの利便性が向上します。
一方、企業側は、ネイティブアプリよりも低い開発コストで便利なサービスを提供できます。ミニアプリを利用するユーザーの行動データを取得できるというメリットもあります。これらのデータは、ユーザーのアカウントデータとひもづけられることで、メッセージ配信や広告などの、さまざまなマーケティング施策で横断的に活用できます。

人気のLINEを上手に使ってリーチ力の高いマーケティング施策を実施しよう

LINEは、マーケティングの強力なツールになり得ます。その最大の魅力は圧倒的なユーザー数と年齢層の幅広さ。そして、ユーザーとさまざまな形でコミュニケーションができる機能によって、ユーザーとの間に親密な関係を築きながら、広告や販促活動を行うことができる点です。LINEマーケティングに取り組んで、顧客との関係性を強め、売上をアップさせましょう。

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