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WordPressとは?利用するメリット・デメリットと始め方

WordPressとは?利用するメリット・デメリットと始め方

WordPressは、無料でWebサイトを作成できるソフトフェアです。
国内外問わず圧倒的な人気があり、個人だけでなく企業のホームページなどでもWordPressが多く用いられています。 とはいえ、WordPressがどういったものか実はよく分からないという方も少なくありません。 そこで、この記事ではWordPressの基本や利用するメリット・デメリット、WordPressの始め方を分かりやすく解説します。

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目次

WordPressとは?

WordPressは、ブログやホームページなどのWebサイトの構築・運用を行うCMSの一つです。 専門的な知識がなくてもWebサイトを作成でき、かつ無料で利用できることから、世界中に多くのユーザーがいます。 ここでは、WordPressの基本をみていきましょう。

オープンソースのCMSで世界シェアナンバーワン

CMSとは、Content Management Systemの略語で、コンテンツ管理システムと呼ばれるWebサイトを作成・更新・運営するシステムです。

通常、Webサイトを構築するにはHTMLやCSSといった専門的な知識・技術が必要になります。 しかし、CMSを利用すれば、そのような専門知識がなくてもWebサイトの構築が可能です。

CMSにもさまざまな種類がありますが、WordPressはオープンソースのCMSとしてシェア率62.8%と世界最大のシェアを誇ります。 さらに、世界中のWebサイトのうち43.3%がWordPressで作成されているというデータもあるのです。

参考:W3Techs「Usage statistics and market shares of content management systems」

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CMSについて、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
CMSとは?基礎知識や選び方、導入メリットを解説

WordPressのテーマとは?

WordPressの特徴として、テーマとプラグインという機能があります。

テーマとは、Webサイト全体のデザインや機能を調整するために必要なテンプレートを集めたフォルダのことです。

トップページ用のテンプレート・カテゴリ表示のテンプレートといったサイトを構築するテンプレートなどがフォルダの中に格納されています。

WordPressではテーマを選ぶだけでWebサイト全体の変更・調整が可能でき、Webサイトをゼロから構築する必要がありません。

有料・無料で豊富なテーマが用意されているので、初心者でも上級者のようなWebサイトが作成できるのです。

WordPressのプラグインとは?

プラグインとは、WordPressに機能を追加・拡張するためのツールです。

WordPressは、多くのユーザーが利用するため基本的なつくりはシンプルにできています。

そこにプラグインで自分に必要な機能を加えることで、自分に合わせてカスタマイズできるようになっているのです。

例えば、WordPressにはお客様からの問い合わせフォームという機能はありません。

しかし、問い合わせフォームをプラグインで追加することで、WordPressで問い合わせフォーム機能を利用できるようになります。

他にも、SEO対策やセキュリティ強化などさまざまな目的のプラグインが提供されています。

WordPressを使うメリット

ここでは、WordPressを使うメリットとして、下記の5つを解説します。

  • 初心者でも簡単にサイト構築できる
  • 料金無料で扱えるCMSである
  • 世界中で使われている
  • おしゃれなテーマテンプレートを利用できる
  • プラグインで機能を追加できる


初心者でも簡単にサイト構築できる

WordPressでサイトを作るのに、HTMLなどのプログラミング言語は必要ありません。

テンプレートを利用して文字の入力と画像のアップだけで、基本的なページを作成することが可能です。直感的な操作だけで十分に扱えるので、専門知識のない初心者でも簡単にWebサイトが構築できます。

料金無料で扱えるCMSである

WordPressは、オープンソースのCMSです。

オープンソースとは、プログラムのソースコードを無償で一般公開しているソフトフェアのことをいいます。誰でも自由に利用できるだけでなく、改変・再配布も許可されているのです。

そのため、WordPressは無料で利用できます。

また、テーマやプラグインも無料のものが多く提供されており、費用をかけずにWebサイトを作成することが可能です。ただし、ドメインやサーバーの使用料は必要になる点は、注意しましょう。

世界中で使われている

WordPressは、世界シェアが約63%と世界中て使用されているCMSです。

世界的に人気が高いということは、それだけで安心感にもつながります。

また、利用者が多いことで情報量も多いというメリットもあります。

WordPressに関する書籍や記事は豊富にあり、使い方や疑問点の解決はインターネットで調べれば解決できることがほとんどです。

情報が多く利用しやすいため初心者でも安心してWebサイト作成ができるでしょう。

用途に合わせたテーマテンプレートを利用できる

WordPressで提供されている無料のテーマは、2024年2月時点で11,896個です。

Webサイトの用途はさまざまなものが想定されますが、WordPressにはさまざまなテーマテンプレートがあるため、目的に応じて簡単にカスタマイズできるようになっています。

おしゃれで専念されたものからほのぼのとしたデザインなど、テーマのジャンルも豊富に用意されているので、自社や商品に合わせたデザインのWebサイトを作成できるでしょう。

プラグインで機能を追加できる

WordPressの大きな特徴として、プラグインで必要な機能を追加することで、高い機能を有したサイトも簡単に作成できるというカスタマイズ性の高さがあります。

例えば、ブログであればSNSシェア機能や問い合わせフォーム、飲食店のホームページなら予約機能など自社のニーズに合わせたカスタマイズが簡単にできます。

プラグインで追加することでSEOやセキュリティ対策も可能です。

2024年2月時点で59,758件の無料プラグインが提供されているので、自社ニーズに合わせたカスタマイズも見つけやすいでしょう。

また、プラグインは基本的に管理画面でインストールするだけで利用できるので、難しい操作も必要ありません。Webサイトリニューアルサービス

WordPressを使うデメリット・注意点

WordPressにはデメリットや注意点もあるので、理解したうえで利用することが大切です。

デメリットや注意点としては、下記の5つが挙げられます。

  • 細かく設定するには専門知識が必要になる
  • 公式のサポートはない
  • セキュリティの脆弱性がある
  • 自分でSEO対策する必要がある
  • 定期的にアップデータする必要がある


細かく設定するには専門知識が必要になる

WordPressは基本的には専門知識は不要ですが、あるに越したことはありません。

テーマやプラグインだけでは、完璧にこだわりを反映することが難しいものです。

細かいこだわりを実現するには、HTMLやCSSが必要になります。

知識がなくてもサイトを作ることはできますが、必要に応じて知識を付けることでより希望するサイトを実現しやすくなるでしょう。

公式のサポートはない

電話やメール・出張などの公式サポートを受けることはできません。

インターネットでトラブル解決方法を見つけやすいとはいえ、トラブルが起きれば自分で調べて自分で対応する必要があります。

ネットで提供されている情報が必ずしも、自分のトラブルの解決に最適とは限らないでしょう。

セキュリティの脆弱性がある

世界中で利用者が多くオープンソースであるが故に、サイバー攻撃のターゲットになりやすく、セキュリティ面で不安があると言われています。

セキュリティ対策は自分で強化する必要があり、対策が不十分だとハッキングなどの攻撃に合う恐れもあります。

バックアップをとる・バージョンは常に最新にアップデートするなどしっかり対策しておくようにしましょう。

自分でSEO対策する必要がある

WordPressには基本的なSEO対策の機能はありますが、高度なものではありません。

高度なSEO対策をするには、プラグインで機能を追加し自分で細かく設定する必要があります。

定期的にアップデートする必要がある

WordPressはシステムやプラグインが定期的にアップデートされるので、都度対応することが大切です。アップデートせずに放置していると、セキュリティ面での不安や最新機能が使えないなどのデメリットにつながります。

アップデートはこまめにチェックして対応するようにしましょう。

WordPressの始め方

WordPressの大まかな始め方は、次の3つのステップです。

  1. レンタルサーバーを契約する
  2. ドメインを用意する
  3. WordPressをインストールする

レンタルサーバーを契約する

WordPressではWebサイトを作成できますが、実際にサイトを運営するにはサーバーとドメインが必要です。

サーバーとは、Webサイトの情報を保管する場所のことをいいます。

その場所を判断するための情報がドメインです。

まずは、WordPressをWeb上に公開するためのレンタルサーバーを契約しましょう。

自社サーバーがあるなら、自社サーバーでも使用可能です。

レンタルサーバーには、さまざまな種類があるのでコスパや速度・サポートなどから自社に合ったサーバーを選ぶことが大切です。

ドメインを用意する

レンタルサーバーを契約すれば無料のドメインが付加されているケースもありますが、より自社に適したドメインを使用したい場合は独自ドメインを取得することをおすすめします。

ドメインを取得したら、レンタルサーバーにドメイン設定を行います。

サーバーの管理画面から取得したドメインを追加して紐づけていきましょう。

WordPress をインストールする

サーバーとドメインの用意ができれば、WordPressをインストールしていきます。

WordPressをインストールする方法には、次の2種類があります。

  • 手動でインストール
  • レンタルサーバーの機能を利用してインストール

初心者におすすめなのはレンタルサーバーの機能を利用したインストールです。

基本的にはレンタルサーバーの管理画面からWordPressをインストールできます。

ただし、WordPressのインストールに対応していないレンタルサーバーもあるので注意しましょう。

WordPressをインストールしたら、テーマを選んでWebサイトを作成していきます。

プロに依頼するのもおすすめ

WordPressの導入は、サーバーの設置など専門的な知識がある程度必要になります。

また、導入してサイトを作成するにしても初心者でも簡単にできるとはいえ、時間や手間がかかるものです。

経験のない人がWebサイトを作成すると、時間がかかるだけでなく出来上がりにも大きな差が生まれることもあります。WordPressの導入やWebサイトの作成に不安があるなら、思い切ってプロに頼むのもおすすめです。

プロであれば、費用は掛かりますが短期間で理想のWebサイトの作成ができるでしょう。

WordPressでWebサイトを公開してみよう

WordPressは、無料でWebサイトを構築できるソフトフェアです。

操作性が高いだけでなくテーマやプラグインも豊富に用意されているので、自社に合ったWebサイトを初心者でも作ることができます。

ただし、SEO対策などは自分で行う必要があり、細かいデザインの調整などは専門的な知識も必要です。より高いSEO対策や自社オリジナルのサイトを作成したいといった場合は、プロに依頼することをおすすめします。

WebサイトやECサイトの構築やリニューアルに関するお悩みなら、なんでもお気軽にご相談ください。図書印刷では、企業の経営課題や外部環境を踏まえたうえで、データに基づいた戦略プランの設計から運用までをお手伝いします。お問い合わせはこちら

初心者でもわかる HTMLとCSSの話

 

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