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Shopifyペイメントとは?特徴とメリット、そのほかの決済サービスも紹介

新たにECサイトを立ち上げる際に、十分に検討したいポイントのひとつが決済方法です。誰でも簡単にオンラインストアを開設できると人気のShopify(ショッピファイ)では、ECサイトに「Shopifyペイメント」を設定するだけで、決済サービスが低コストで簡単に利用できるようになります。この記事では、Shopifyペイメントの概要と特徴、利用のメリット、さらにShopifyで使えるそのほかの決済サービスについても解説します。

目次

Shopifyペイメントとは?

Shopifyは、世界中の170万以上のオンラインストアで採用されているEC構築プラットフォームです。初期費用がかからず、月額料金も29米ドル~のサブスクリプション形式のため、初めてECに取り組む企業にとっても利用しやすいサービスです。Shopifyの公式の決済方法がShopifyペイメントです。使えば、Shopifyに登録後、管理画面でShopifyペイメントを有効化するだけで、主要なクレジットカードや3種類の決済サービスが利用できます。

一般的なECの決済方法との違い

ECの決済方法にはバリエーションが求められます。「自分の使いたい決済方法がない」という理由が購入をやめる理由にもなるからです。一般的に最もよく使われる決済方法はクレジットカードですが、クレジットカードを持たない人でも利用できる「代引き(代金引き換え)」や「コンビニ決済」、「携帯キャリア決済」などが選べることで、カゴ落ちの可能性を減らすことができます。

しかし、さまざまな決済サービスと個別に契約を結ぶのは手間と時間がかかります。そこで多くのECサイトが決済代行会社を利用して、契約や入金を一本化しているのですが、利用には月額費用や1件ごとの決済手数料、取引手数料といったコストが発生します。

一方、Shopifyペイメントでは初期費用や月額費用は必要なく、取引手数料もかかりません。必要なのは1件ごとの決済手数料だけです。

Shopifyにはコンビニや銀行での支払い、代引き、携帯キャリア決済といったShopifyペイメント以外の決済方法も用意されていて、Shopifyペイメントとの併用ができます。ただし、Shopifyペイメントの設定を無効にしてしまうと、すべての取引に0.5~2.0%(Shopifyのプランによって異なる)の取引手数料が加算されるため、注意が必要です。

Shopifyペイメントが対応しているクレジットカード

Shopifyペイメントは次のクレジットカードに対応しています。

  • Visa
  • Mastercard
  • American Express
  • JCB

Shopifyペイメントを利用した場合のクレジットカードの決済手数料は次のとおりです。手数料はShopifyのプラン(ベーシック、スタンダード、プレミアムの通常プラン3種類と大規模なECに適したShopify Plus)によって異なり、上位プランになるほど料率が下がります。

Shopifyペイメントを利用した場合のクレジットカードの決済手数料

Shopifyペイメントが対応している決済サービス

ShopifyペイメントはApple Pay、Google Pay、Shop Payという3つの決済サービスにも対応しています。いずれも決済手数料は上記のクレジットカード手数料に準じます。また、Apple PayとGoogle Payは、日本円のほか多通貨での決済が可能なので越境ECにも使えます。

それぞれのサービスを簡単に紹介しましょう。

Apple Pay

Apple Payは、iPhoneやApple Watchを専用リーダーにかざすだけで決済ができる、Apple製品のユーザーにとって便利なサービスです。ShopifyでApple Payの利用を有効にしておくと、顧客がiPhoneやiPadなどで商品を購入するときに、Apple Payの決済ボタンが自動的に表示されます。顧客があらかじめ登録しておいたカード情報や住所、連絡先を確認したら、あとは指紋認証や顔認証を経て決済は完了です。

対応クレジットカード: Mastercard、American Express、JCB

※日本で発行されたVisaカードではApple Payを使用できません

Google Pay

Google Payは、おサイフケータイに対応しているAndroidのスマートフォンを専用リーダーにかざすだけで決済ができるサービスです。機能はApple Payとほぼ同じです。

対応クレジットカード: Visa、Mastercard、American Express

Shop Pay

Shop Payは、Shopifyストアの決済方法としてShopifyが2017年に開始したサービスです。Shop Payに配送先の住所やクレジットカード情報を保存した顧客は、Shop Payを有効にしているどのストアでも保存した情報を使って簡単に買い物ができます。認証はSMS認証で、登録したメールアドレスか携帯電話番号宛てに送られる6桁のShop Payコードで行います。対応通貨は日本円のみです。

対応クレジットカード: Visa、Mastercard、American Express、JCB

Shopifyペイメントでは、これら3つすべてを利用することも、どれかを選ぶことも可能です。決済の設定画面で、希望するサービスのアイコンにチェックを入れるだけで利用できます。

Shopifyペイメントのメリット

次にShopifyペイメントの利点をまとめてみましょう。

取引手数料がかからない

取引手数料とは、顧客が決済サービスを利用して支払った代金が店側へ入金される際に、決済手数料とは別に発生する手数料です。前述のように、Shopifyペイメントではこの取引手数料がかかりません。Shopifyペイメント以外の決済サービスを利用する場合は、0.5~2.0%の取引手数料が必要となります(料率はShopifyのプランによる)。

設定もキャッシュフローの管理も簡単

Shopifyペイメントの設定はとても簡単です。Shopifyの管理画面では、ストアを開設する際の決済の初期設定がShopifyペイメントになっています。そこから登録フォームに移動し、会社情報や個人情報などを入力すれば設定は完了です。

また、注文の状況や売上の確認、顧客の支払いのチェックといったお金の流れ(キャッシュフロー)を、Shopifyの管理画面から簡単に管理できる点も便利です。

審査なしですぐ利用できる

一般的に決済サービスを申し込む際には審査があります。審査には数週間~1カ月程度かかることが多く、その間は決済サービスを使えません。しかしShopifyペイメントには導入時の審査がなく、オンラインストアを開設したその日からクレジットカードや決済サービスが利用できます。ただし売上が一定金額を超えると、Shopifyペイメントの登録者を確認するために、免許証やパスポートといった写真付き証明書のアップロードが求められます。

スマートフォンユーザーにとって利便性が高い決済サービスがある

Shopifyペイメントは、スマートフォンで買い物をする顧客にとって利便性が高いApple Pay、Google Pay、そして購入手続きが簡単になるShop Payに対応しています。例えば、Shopifyが開発したShop Payを一度利用すると、2回目以降の利用の際は商品の配送先やクレジットカード情報が自動で入力されます。

スマートフォンによるネットショッピングは、今、急速に伸びています。ワンクリックと簡単な認証で、ストレスなくスマートフォンで買い物ができるこれらの決済サービスは、今後さらにニーズが高まると考えられます。

海外の通貨による決済が可能

Shopifyペイメントを利用すると顧客は海外の通貨で決済することができます。しかし、Shopifyペイメント以外の決済サービスを利用した場合は、海外通貨による決済はできず、海外通貨をストアの支払い通貨(ストアの所在地の通貨)に両替した金額を支払うことになります。両替した金額は支払い通貨の商品価格よりも高くなるため、顧客が購入をやめてしまうリスクがあります。

一方、Shopifyペイメントを利用するとShopifyが両替を行うため、顧客が海外通貨で支払う額は、元々の支払い通貨の商品価格と同じです。ただしShopifyがECサイトに対して両替手数料を請求します。料率は、ストアの所在地がアメリカの場合は1.5%、他のすべての国および地域では2%です。

Shopifyで使える、そのほかの決済サービス

Shopifyでは、Shopifyペイメント以外にも複数の決済サービスが利用できます。主なサービスの種類と特徴について解説します。

PayPal

PayPalは海外のユーザーが多く越境ECに強い決済サービスで、日本のPayPalアカウントで受け取れる通貨は22通貨です。Shopifyでは、顧客がPayPalに登録しているクレジットカード情報や配送先情報を使って決済できるPayPal Express Checkoutが、ストア開設時のデフォルトとして設定されており、すぐに利用できます。ただし、すでに持っているPayPalアカウントをShopifyに連携させる場合は、別に設定が必要です。

Amazon Pay

Amazonのアカウントを使って決済するサービスです。支払い情報の登録や住所入力が省略され、手軽に買い物ができることからコンバージョン率の向上が期待できます。ただし導入前に審査に合格する必要があります。

KOMOJU

各種クレジットカードのほか、コンビニ決済、国内銀行振込、携帯キャリア決済などに対応した、決済代行サービスです。

携帯キャリア決済(DOCOMO Digital)

購入代金を携帯電話の料金とまとめて、後払いできるサービスです。日本ではdocomo、au、SoftBankに対応しています。

コンビニ/銀行での翌月払い(Paidy)

Paidyは、コンビニや銀行での翌月払いや3回までの分割払いが可能になるサービスです。顧客の資金不足によるカゴ落ちを防ぐことができる点が魅力です。

GMOイプシロン

クレジットカード決済、コンビニ決済、代引き決済、GMO後払い決済、携帯キャリア決済といったさまざまな決済方法を一括で導入できます。

SBペイメントサービス

楽天ペイのオンライン決済との連携が可能です。ほかにもクレジットカード決済、PayPay(オンライン決済)、携帯キャリア決済、コンビニ決済、Line Pay決済、後払い決済といった複数の決済方法を一括で導入することができます。

Shopifyペイメントを軸に、ターゲットに必要な決済方法を追加していこう

Shopifyでストアを開設するなら、決済方法にはまずShopifyペイメントを選ぶことをおすすめします。Shopifyペイメントには、取引手数料や振込手数料が無料になるという大きなメリットがあり、手続きは簡単でスピーディー。ストアの管理画面で支払いを管理できる点も魅力です。まずはShopifyペイメントを決済方法の軸に置き、そこからストアの個性やターゲットに合わせて、クレジットカードを持たない若年層や海外の顧客が使いやすい決済方法は何かといったことを考えながら、必要な決済サービスを追加していきましょう。

 

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参考:

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