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Shopifyの手数料は?料金体系とプランごとの料金を解説

Shopifyの手数料はいくらかかる?料金体系とプランごとの料金を詳しく解説

新しくECサイトの立ち上げを検討している人にとって、構築費用や運営費がどの程度必要になるかは、気になるポイントです。ECサイト構築サービスは数多くあり、料金もさまざまですが、そのなかでも手ごろな費用で簡単にオンラインストアが作れるとして人気なのが、Shopify(ショッピファイ)です。この記事では、Shopifyの手数料について詳しく解説します。

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目次

Shopifyの料金体系

Shopifyは、世界中の数百万以上のオンラインストアで採用されているEC構築プラットフォームです。その人気の理由のひとつが、構築の初期費用がかからず、月額利用料金も25米ドルからという手ごろな料金体系です。開始から3日間は無料で体験ができるため、気軽にトライすることができます。

ここではShopifyの利用にかかる費用にはどんなものがあるか、その料金体系を紹介します。金額や料率は契約するプランによって異なるといった詳しい内容は後半で説明します。

月額利用料金

Shopifyの契約は基本的に月単位で、プランに応じて定められた月額利用料金を支払います。1年分や2年分をまとめて支払うと、利用料金の割引があります。

取引手数料

取引手数料とは、顧客が決済サービスを利用して支払った代金を店側が受け取る際に発生する手数料です。決済方法には、クレジットカードやコンビニ・銀行での支払い、代引き、携帯キャリア決済といったさまざまなものがあります。ShopifyペイメントというShopify公式の決済方法を利用した売上には取引手数料がかかりません。

決済手数料

顧客がクレジットカードや決済サービスを利用して商品代金を支払った際にかかる手数料です。料率はカードや決済サービスの種類によって異なります。

両替手数料

自社のShopifyストアで取り扱っている通貨(日本では円)と異なる通貨で商品代金が支払われた場合は、Shopifyに両替手数料を支払う必要があります(Shopifyペイメント利用の場合)。

振込手数料

ここでいう振込手数料とは、ECサイトの売上が自社の銀行口座に振り込まれる際の手数料を指します。他のEC構築サービスでは振込み手数料が必要なケースもありますが、Shopifyでは無料となっています。

Shopifyのプランと月額利用料金

Shopifyには、利用できる機能によって月額料金が異なる通常プラン3種類(ベーシック、スタンダード、プレミアム)のほか、大規模なECに適したShopify Plus、ECサイトを構築せずにカート機能だけを利用するShopify ライトがあります。プランごとの内容と月額利用料金は次のとおりです。

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ベーシックプラン 25米ドル/月

ECサイトの運営に必要な機能がそろっているベーシックプランは、初めてオンラインストアを立ち上げる方にぴったりです。管理画面とShopify POS(※)にアクセスできるスタッフアカウント数が2アカウントと少ないため、個人や小規模の事業者向きと言えるでしょう。

管理画面から財務レポート、ストアの集客レポート、複数の行動レポート、マーケティングレポートにアクセスできます。

※Shopify POSは、ECサイトの在庫や売上データとリアルな店舗のデータとを同期させるアプリです

スタンダードプラン 69米ドル/月

スタンダードプランは、中規模な事業者や成長中のオンラインストアに合ったプランです。ベーシックプランでアクセスできるレポートに加えて、時間の経過による顧客数の変化やリピーターの動向、国別の販売状況といった、より詳細なデータを確認できるプロフェッショナルレポートが付いています。

スタンダードプランでは、海外ドメインの設定や、国や地域による商品価格のカスタマイズもできます。スタッフアカウント数は5アカウント付与されます。

プレミアムプラン 299米ドル/月

売上規模が拡大しているビジネスに向いているのがプレミアムプランです。スタッフアカウントが15アカウント付与されるので、スタッフの増員にも対応できます。月額料金はベーシックプランやスタンダードプランに比べると高めですが、取引手数料や決済手数料の利率が他のプランより低く設定されているため、売上が増えるほどお得になります。

プロフェッショナルレポートに加え、デフォルトのレポートをカスタマイズして独自のレポートを作成できるほか、注文した顧客にその場で送料や配送オプションを提示できる、外部配送サービスの自動計算機能が使えます。

Shopify Plus 2000米ドル/月~

Shopify Plusは大企業や売上規模の大きい企業向けのプランです。プレミアムプランのサービスに加え、ストアページのカスタマイズがほかのプランよりも自由で、専任スタッフのサポートが受けられます。また、無料で9店までShopifyストアを追加することも可能です。スタッフアカウント数は無制限になります。

Shopify Plusの契約期間は12カ月以上。月額利用料金は2,000米ドルが基本ですが、月の売上が80万米ドルを超える場合には、総収入の0.25%が利用料金になります。

Shopify Plusでは、通常のプランでは利用できない拡張機能が使えます。例えば、パスワードを付与した特定の顧客だけが利用できる卸売ストアやB2Bストアの開設といった機能の追加が可能です。

そのほか、大規模なオンラインストアの運営を効率化する機能も用意。例えば、キャンペーンやセールの公開時期を自動設定する機能や、在庫が少なくなったときに自動的にサプライヤーに発注する機能も追加できます。顧客のアクションデータを把握するために有効なGoogleタグマネージャーの設定もできます。

これらの拡張機能はShopify Plusの基本料金に含まれているので、追加費用が発生することはありません。

Shopifyの取引手数料

Shopifyの公式の決済方法であるShopifyペイメントを利用すると、取引手数料はゼロになります。Shopify ペイメントを使わずに外部の決済サービスを選択すると、ベーシックプランでは2%、スタンダードプランは1%、プレミアムプランには0.5%の取引手数料が発生します。

Shopifyの決済手数料(Shopifyペイメント利用の場合)

決済手数料の料率は、プランとクレジットカードの種類によって異なります。国内で発行されたカードと海外で発行されたカードでも料率が異なり、下表はShopifyペイメントを利用した場合の国内発行カードの手数料を紹介したものです。海外発行のカードはAmerican Expressと同じ手数料率になります。

Shopifyの決済手数料(Shopifyペイメント利用の場合)

Shopifyの両替手数料(Shopifyペイメント利用の場合)

ストアの所在地の通貨とは異なる通貨で支払いがされた際は、Shopifyが両替を行い、両替手数料を請求します。両替手数料はストアの所在地(国)によって次のようになっています(Shopifyペイメントを使用している場合)。

  • アメリカでは5%
  • 他のすべての国および地域で2%

割安で切り替えやすいShopifyの手数料。ECの成長に合わせてプランの変更を

Shopifyは初期費用がかからないうえに、ランニングコストも割安なEC構築プラットフォームです。公式の決済方法であるShopifyペイメントを使えば、コストをさらに抑えることが可能です。開始から3日間の無料体験期間があるため気軽にトライができ、月単位の契約によってプラン変更がしやすい点もメリットと言えるでしょう。最初は低額のプランから始め、取引件数が増えてECサイトが軌道に乗ってきたら、決済手数料率が低くなるプレミアムプランやShopify Plusに切り替えるというように、状況に合わせてプランを選択していくことをおすすめします。

図書印刷では、ShopifyによるECサイトの構築サービスを提供しています。ご要望に沿ったECサイトを構築するだけでなく、その後の運用サポートにも注力しており、お客様に伴走して成果の上がるECサイトの運営を行っていきます。ぜひお気軽にご相談ください。お問い合わせはこちら

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