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YouTubeマーケティングとは? 活用メリットや成功のポイント・事例を解説

YouTubeマーケティングとは? 活用メリットや成功のポイント・事例を解説

2007年にYouTubeが日本でサービスを開始して以来、動画コンテンツを視聴する方は日々増えています。企業はYouTubeの特性を生かして運用することで、商材認知やブランドイメージを向上させることが可能です。

本記事では、YouTubeマーケティングの基礎や成功させるポイントを詳しく解説します。YouTubeマーケティングについて知りたい方や、広告の効果が出ているのか分からないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

YouTubeマーケティングとは

YouTubeマーケティングとは、動画配信サービス「YouTube」を商品やサービスが売れる仕組みづくりに活用する方法です。商品認知だけでなく自社の活動など紹介にも活用できるので、企業イメージの向上やファンの創出効果も期待できます。

まずは、YouTubeマーケティングがなぜ重要なのか、その理由を確認しましょう。

YouTubeマーケティングが重要な理由

YouTubeマーケティングが重要な理由として、YouTubeの利用者が大幅に増加し、世代を問わず幅広く利用されていることが挙げられます。以下の記事によれば、2023年5月時点で、YouTubeの18歳以上の月間視聴者数は7,120万人を超えたと発表されました。中でも45~65歳は2,680万人以上と同世代人口の79%以上を占めており、幅広い世代から関心を集めるコンテンツであることが伺えます。

また動画広告の市場規模が拡大されていることも、YouTubeマーケティングが注目されている理由の一つでしょう。サイバーエージェントの国内動画広告市場調査によると、2022年の動画広告市場規模は昨年対比133.2%となる5,601億円と、高い成長を遂げていることが分かります(※2)。

このように、消費者の年齢層の幅は年々広がり、動画広告も拡大している背景から、YouTubeをマーケティングに活用し有益な効果を得ようと考える企業が増えているのです。

※1 参考:日本経済新聞「YouTube、国内の月間視聴者7120万人 年齢層拡大」(2023-10-18)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC189LI0Y3A011C2000000/

※2 参考:CyberAgent.「サイバーエージェント、2022年国内動画広告の市場調査を実施」(2023-02-13)https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=28533

YouTubeマーケティング3つの手法

YouTubeマーケティングの主な手法は、以下の3つです。

  • 自社チャンネルの運用
  • 広告の運用
  • インフルエンサーの起用

活用方法や注意点をそれぞれ詳しく解説します。

1.自社チャンネルを運用する

YouTubeマーケティングを行う上で欠かせないのが、自社チャンネルの運用です。チャンネルの開設は無料で行えます。

自社チャンネルで動画の投稿を継続すれば、チャンネル登録者数増加とファン獲得に効果的です。また、自社チャンネルの動画再生回数が増えたら、自社と関わりのない外部企業が広告を出稿できるようになります。その結果、広告収入が見込まれるため、企業の利益につながるでしょう。

ただし、自社チャンネルを開設してから成果が出るまでには時間がかかるため、短期的な効果が見込める戦略とはいえません。成功させるには最低でも20以上の動画を定期的に投稿し、自社チャンネルのテーマやターゲット像を消費者に理解させるのがポイントです。

2.広告を運用する

YouTubeマーケティングに有用な方法として、広告の運用が挙げられます。YouTube広告では動画の視聴前後や再生中にYouTube広告の配信が可能です。広告は、自社の公式チャンネル以外にも配信できます。広告を掲載する場所や広告を表示するターゲット、配信頻度などが細かく設定できるので、自社の認知度・CV率アップなどの効果が期待できます。また、出稿費用は予算に応じて調整できるため、予算内で施策を打てられるのもメリットといえるでしょう。

ただし、広告配信は自動的に露出が増える反面、自発的な自然検索流入が少なく費用対効果を感じられなかったり、代理店を使うことで高額になりやすかったりするので注意が必要です。長期的なブランディングや定番化させたい商品のPRは、自社チャンネルの運用と併用しましょう。

3.インフルエンサーを起用する

YouTubeマーケティングの戦略として、世間に与える影響が大きいインフルエンサーを起用する手法もあります。

自社の商品・サービスのターゲット層に近いファンを持つインフルエンサーに依頼すれば、新規顧客の獲得・認知度拡大・購買促進などの効果が期待できます。

ただし虚偽の広告や消費者に誤解を与える広告などを行うと、意図的でなくても景品表示法に違反したり炎上したりするおそれがあるため、注意が必要です。インフルエンサーに任せるだけでなく、動画の内容を確認しつつ企業が一緒に制作することが大切です。

YouTubeマーケティングのメリット

YouTubeマーケティングによって、さまざまメリットが期待できます。ここでは代表的な6つのメリットについて、詳しく解説します。

効果的なターゲティングが可能

YouTubeマーケティングは動画の視聴状況から多くのデータを取得できるので、効果的なターゲティングが可能です。ターゲットの属性を絞り込み、収益向上を目指す方法として分析ツールの活用があります。

YouTubeアナリティクスと呼ばれる公式分析ツールは、YouTubeのアカウントさえあれば誰でも利用可能です。分析ツールを活用することで、視聴者が動画を見た合計回数や、性別・年齢などといった属性情報を把握できます。YouTubeアナリティクスのほかにも、YouTubeに特化した分析ツールは複数存在します。YouTubeをより効果的に運用するには、分析ツールと組み合わせてターゲティングを行いましょう。

動画コンテンツそのものが資産になる

動画コンテンツに資産性があることも、YouTubeマーケティングのメリットです。自社チャンネルの運用は一度アップロードしたら、追加費用をかけずに広告効果が得られます。

良質な動画コンテンツを公開し運用を続けていけば、動画コンテンツそのものが資産となるため、自社の利益につながるでしょう。動画コンテンツは自社サービス・商品の宣伝だけでなく、製品マニュアルやFAQとしての役割も果たしてくれます。

ほかのコンテンツに効率よく誘導できる

情報量が多く訴求力が高い動画配信は、ほかのコンテンツに効率よく誘導できる強みがあります。YouTubeマーケティングは、企業サイト、企業が運営するブログやSNSなどへの誘導が可能です。誘導先のコンテンツを整備することで、さらに成果が期待できるでしょう。

また、導線を設計しやすいこともメリットの一つです。YouTubeでは、動画や動画広告内に自社サイト・販売ページなどへの誘導リンクを埋め込めます。動画を見て興味を持った消費者を自社サイトや販売ページに誘導すれば、CV率や売り上げアップが狙えるでしょう。

また、YouTubeは動画を再生したまま関連コンテンツへのリンクが可能です。より高いクリック率を狙うなら、動画の最後に視聴者の行動喚起を促すCTAボタンを設置してみてください。

効果的なブランディングにつながる

テキストだけでなく、音声や映像を使って情報を伝えられるYouTubeは、記憶に残りやすいです。店頭で商品を目にしたときに動画広告を思い出し、手に取ってもらえる機会も増えるでしょう。

また、企業理念やブランドイメージを的確に消費者へ届けることも可能です。オリジナルの映像や音楽、テロップなどを使った動画なら、雰囲気や熱量を視聴者に伝えられるため、ブランドイメージの確立に役立ちます。

検索結果の上位表示が期待できる

動画がGoogleに高く評価されると、検索結果の上位表示が期待できます。

上位表示とは検索結果の1ページ目にサイトが表示されることです。上位表示されると多くの人にクリックされやすくなり、動画を見てもらう機会が増えるため、企業のサービスや商品の認知度拡大が期待できるのです。

Googleの検索結果で上位表示されやすいYouTube動画にするには、視聴者に有益なコンテンツであると評価してもらう必要があります。検索で表示されたいキーワードを動画タイトルに含め、動画の概要欄にコンテンツの内容や視聴者の悩みに対する対処方法を記載するなど、視聴者目線の施策を意識しましょう。

参入・撤廃しやすい

YouTubeマーケティングは参入・撤退しやすく、企業の施策として取りかかりやすいのもメリットといえます。

例えばマスメディア広告は出稿までの期間が長期に及んだり、まとまった予算が必要になったりと、参入障壁が高いというデメリットがあります。一方、YouTubeを含むインターネットを用いたマーケティングは、オンラインで手続きして設定するだけで即日の出稿が可能です。効果を得られない場合はすぐに出稿停止ができるため、少ない予算で試しやすい施策といえます。

YouTubeマーケティングのデメリット

YouTubeマーケティングには多くのメリットがある反面、デメリットもあります。YouTubeマーケティングの参入を成功させるためには、デメリットや想定されるリスクも理解しておきましょう。

ジャンルによっては競合が多い

YouTubeマーケティングでは、ほとんどの既存市場で競争が激化しています。ジャンルによっては、すでに大手企業が参入して市場を独占していることもあります。

しかし、GoogleでのWebサイトやオフラインの店舗と比べれば、まだまだ競争率は低いです。特に集客や採用を目的とするなら、これから参入する場合や登録者数が少ないケースでも十分な成果を得られる可能性があります。

効果を得られるまでの時間が必要

成果を得られるまでに時間がかかるのも、YouTubeマーケティングのデメリットといえます。YouTubeへの参入は簡単にできる一方、チャンネルを立ち上げてマーケティングに活用する場合は、数カ月程度の準備期間が必要です。

広告の出稿やインフルエンサーの起用などにより準備期間の短縮はできるものの、継続的な成果をすぐに得るのは難しいでしょう。広告や動画投稿を大量に行うことで一時的な成果を得られても、採算が合わなくなることが考えられます。

ただ成果を得られるようになれば、ほかの広告やメディアよりも持続的な成果が見込めるでしょう。

炎上リスクがある

YouTubeの配信は、多くの人に広まりやすくファン獲得が期待できる一方、批判的な意見を持つ人が出ることもあります。中でも注意が必要なのは、配信内容が原因で炎上することです。

炎上とはSNSへの批判が殺到し、誹謗中傷や風評被害が拡大し続ける状況を指します。拡散力が高いYouTube動画で炎上を起こすと、企業の大きな損失につながるため注意が必要です。コンプライアンスに注意し、炎上が起きないような動画制作を心がけましょう。

広告動画の制作にコストがかかる

YouTubeの動画投稿は無料で行えますが、広告動画の制作にはコストがかかります。外部に動画制作を依頼する場合は、外注費用が高額になることもあります。

また、YouTubeで配信する広告は、入札で決められます。YouTube広告は、配信される広告をオークション形式で決める仕組みなので入札単価が最も高額な企業が配信枠を落札できます。そのため、入札した広告枠が人気であるほど高い広告費が必要です。

これからYouTubeマーケティングに参入する際は、広告動画の制作や外部に依頼するケースなどを念頭におきつつ、予算内で効果的な施策が可能かどうかを検討しましょう。

YouTubeマーケティングで活用できる分析ツール

YouTubeマーケティングでできるだけ早く高い成果を出すには、分析ツールが欠かせません。そこでおすすめの分析ツールを紹介します。特徴や使い方、メリットをそれぞれ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

YouTubeアナリティクス

YouTubeアナリティクスを活用すれば、投稿した動画や広告の成果を測定できます。YouTubeアナリティクスは公式分析ツールであり、アカウントを持っていれば無料で利用可能です。以下の手順で確認できます。

  1. YouTubeにログイン
  2. YouTube Studioを選択
  3. アカウント下にあるアナリティクスを選択

 

YouTubeアナリティクスで把握できるのは動画の再生数や視聴者数、収益のみではありません。視聴者の性別・地域別分布・視聴者がどのように動画にたどり着いたかを示すトラフィックソース、チャンネル内で人気の動画、動画内で視聴離脱するタイミングなども分析できます。ターゲットを意識した運用に役立ち、動画の改善点を把握する際に便利なツールです。

※参考:YouTubeヘルプ.「YouTube アナリティクスの基本」https://support.google.com/youtube/answer/9002587?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DAndroid

vidIQ

vidIQ(ビッドアイキュー)はGoogle Chromeブラウザの拡張機能であり、Google公認の分析ツールです。アカウントを作成し、Google Chromeにインストールして利用できます。有料の機能もありますが、基本的な操作は無料です。

vidIQ内でチャンネルの動画タグを検索し、キーワードに関連する動画の平均視聴回数を確認します平均視聴回数が高い動画ほど需要があるため、数値が高い動画の傾向を分析すれば、動画制作の方向性やハッシュタグ選びの参考になります。

また、動画タイトルをクリックすると動画に対する点数が表記され、競合チャンネルの分析ができるのも特徴です。表記される点数は、再生回数や1日の登録者数などから分析されています。動画の再生回数を伸ばしたり、検索上位に表示させたりする施策として有効です。

※参考: vidIQ.「公式サイト」 https://vidiq.com/

kamui tracker

kamui trackerはYouTubeのデータベースに基づき、国内のチャンネル情報を網羅しているYouTubeデータ分析ツールです。基本機能は無料で、kamui trackerに登録しアカウントを作成すれば利用できます。

kamui tracker内で動画のURLを入力すると、視聴回数や平均エンゲージメントなどさまざまな情報をリアルタイムで確認できます。チャンネル検索機能を使えば、競合チャンネルの検索や動向も把握できるので、競合と自社のチャンネルの比較が可能です。

さらにkamui trackerの強みとして挙げられるのが、タイアップ動画の細かい分析ができることです。国内で実施されたタイアップ事例が確認できる本機能では、それぞれ起用したYouTuberの人数・動画数・再生回数・高評価数など、動画に関する統計情報を閲覧できます。タイアップ動画のエンゲージメント向上やインフルエンサーの発掘などに効果的です。

※参考:kamui tracker.「公式サイト」https://kamuitracker.com/

NoxInfluencer

NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)は、Youtubeチャンネルの登録者数・動画再生回数やリアルタイムの登録者数・チャンネル損益計算などの分析ができる無料ツールです。NoxInfluencer内でチャンネル名やURLを入力して、動画のパフォーマンスやチャンネル登録者数の推移などをグラフで確認します。拡張機能をインストールすれば、YouTube上で分析結果の把握が可能です。

自社チャンネルの解析のみでなく、競合の登録者の推移や視聴者の情報などを詳しく確認できるのもNoxInfluencerの強みです。NoxInfluencerで得た競合の細かい情報と自社の比較は、自社チャンネルにおける市場価値の把握にも役立ちます。

※参考:NoxInfluencer.「公式サイト」https://jp.noxinfluencer.com/

YouTubeマーケティングを成功させる5つのポイント

YouTubeマーケティングの成功に欠かせないポイントを5つ紹介します。分析ツールの活用以外にも、高い成果につながる重要なポイントがいくつもあるので、ぜひ運用の参考にしてください。

1.3H戦略に基づいて行う

Youtubeマーケティングは、「3H戦略」に基づいて行うと効果的と言われています。

「3H戦略」とは、2014年にGoogleが提唱したもので、動画をHero(ヒーロー)、Hub(ハブ)、Help(ヘルプ)の3つに分類してコンテンツを展開する戦略です。

Hero:多くの人に興味を持ってもらえるような話題性のあるコンテンツ。認知度拡大を目的として行う。

Hub:商品・サービスの魅力を伝えるコンテンツ。動画を通じて自社サイトへ流入させ、問い合わせ等のコンバージョンにつなげる目的

Help:視聴者の疑問やニーズに応えるコンテンツ。ブランド価値向上や信頼の醸成を目的として行う。

この3つのHを組み合わせて適切なタイミングで公開することで、Youtubeマーケティングの効果を高めます。

2.目的を明確にする

YouTubeマーケティングの施策や戦略は、何を目的とするかによって大きく異なります。そのためYouTubeマーケティングを行う目的を明確化し、適切な手法を考えることが重要です。

例えば自社の商品やサービスのファンを増やすことを目的とするなら、自社チャンネルを開設し、話題になるような動画を複数投稿します。コメント欄を通じてファンとコミュニケーションを取り、交流を深めるのもよいでしょう。商品・サービスの購買を目的とするなら、情報を魅力的に伝えられるようなコンテンツづくりが必要です。良質なコンテンツの配信で商品・サービスの魅力をシェア・拡散させて、認知度を高める成果が期待できます。

3.ほかのコンテンツと連携する

YouTubeマーケティングを成功させるには、YouTube以外のコンテンツと連携させることも重要です。自社のWebページやSNS、ブログなどほかのコンテンツと連携させることで、情報を拡散させやすく、流入経路を増やせます。

また、視聴者が購入しやすい導線づくりにも目を向けましょう。YouTubeチャンネルの概要欄に商品・サービスの購入ページを記載したり、自社サイトにYouTubeチャンネルのリンクを貼り付けたりするだけでも、流入経路の増加が見込めます。

4.質の高い動画を制作する

質の高い動画とは、内容が魅力的な上に視聴者の心理を意識できている動画です。そのためには、視聴者に必要な情報を分かりやすく伝えられることが重要となります。質が高く視聴者の共感を得る動画はブランドイメージの向上、自社の商品・サービスの購入や問い合わせなどのアクションにつながるでしょう。動画で伝える内容はもちろん、画質や音質、編集の質も意識することが大切です。

自社に動画制作のリソースがない場合は、プロへの外注も検討しましょう。自社にノウハウがない状態で始めても動画の制作やチャンネルの運用を回していくのは難しいです。ただし会社によって金額や内容が異なるため、複数の会社を比較して費用対効果を考慮することがポイントです。

5.SEO対策を行う

YouTube動画を上位表示させるには、Google検索エンジンの仕組みを理解してSEO対策を行うことが重要です。動画コンテンツにおけるSEOはVSEO(動画検索エンジン最適化)と呼ばれます。 VSEO対策を行えば、検索意図に適したコンテンツ作成が可能となるほか、検索順位の上昇で再生回数・チャンネル登録者数・収益の増加が期待できます。

愚弟的な施策の内容としては、動画タイトルや概要欄に対策キーワードを入力する、タグや字幕を適切な設定にする、サムネイルを工夫するなどが挙げられます。 特に重要性の高い以下のポイントを意識して行いましょう。

● 検索ボリュームがあるキーワードの選定

● 内容の把握をスムーズにするタグ付け

● 視聴者の興味・関心につながるサムネイル画像の設定

● 適切なタイトルの設定(文字数・キーワードを確認する)

● ユーザーニーズに合わせた概要欄の記載

● 動画内容に関連したYouTubeカードの設定

● 検索エンジンの評価につながる字幕・翻訳の設定

視聴者の反応もSEO対策で意識したいポイントです。コメントや評価などで反応してもらえるように、動画内で呼びかけましょう。

YouTubeマーケティングの事例

YouTubeマーケティングで成功した企業の事例を紹介します。成功事例の内容を確認し、自社のYouTubeマーケティングの参考にしましょう。

タカラトミー

タカラトミー公式が運営するYouTubeチャンネルは、2024年1月時点で登録者数154万人を突破し、一部の動画再生数は5,000万回以上を記録しています。

タカラトミーの動画でメインとなる内容は、新商品の遊び方や紹介などです。子どもの心を掴みやすいようにキャラクターが商品紹介をしたり、概要欄をひらがなで記載したりなどターゲットである子どもを意識したマーケティング戦略が特徴です。

また、ほかのコンテンツと組み合わせて概要欄に関連商品のリンクを設置するなど、購入までの導線づくりを入念にしていることも成功のポイントといえるでしょう。

※参考:タカラトミー「公式チャンネル」https://www.youtube.com/channel/UClVgBLXWrw3TV4Wm0d7qrFQ

北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店が運営する公式YouTubeチャンネルは、2024年1月時点で登録者数58万人を突破し、公開した動画の8割は再生数10万回超えを記録しています。

動画の内容は、商品紹介、ルーティン動画、ドラマなどさまざまですが、すべての動画の世界観が統一され、商品購入までの動線が設計されていることが特徴です。

また、チャンネル開設当時からターゲット設計が明確であったことも成功のポイントといえます。ターゲットとする北欧家具が好きな人の購買意欲を刺激するような、コンテンツづくりが魅力です。

※参考:北欧、暮らしの道具店.「公式チャンネル」https://www.youtube.com/channel/UCb-cMiVs0yGmi2IPmowLC5Q

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サントリー公式チャンネル

サントリーホールディングスが運用する公式YouTubeチャンネルは、2024年1月時点で登録者数33万人を突破しました。

動画の内容はCMの映像を流用するほか、著名人のリモート対談の実現、ワインの基礎知識をまとめた動画など、柔軟な運用で幅広い層のファンを獲得しています。

サントリー公式チャンネルが成功した理由の一つは、YouTubeならではの魅力を活用していることです。コンプライアンスに配慮しながら、テレビでは実現しにくい特別な動画をアップしていることが強みといえます。

※参考:サントリー「公式チャンネル」https://www.youtube.com/channel/UCyhBnB7_27lhyaYgjCf9Z4g

YouTubeマーケティングを成功させ認知拡大につなげよう

YouTubeマーケティングを成功へと導くには、基本的な仕組みの理解や導線づくり、入念なSEO対策など、自社の目的に合わせたさまざまな施策の実施が必要です。

これからYouTubeマーケティングへの参入を検討している方は、まずは今回の解説を参考にYouTubeマーケティングの基本を抑え、今後の見通しを立ててみてください。自社に動画制作のためのリソースがない場合は、プロに外注するのもおすすめです。

図書印刷では、YouTubeを始め、X(旧Twitter), Instagram, Facebook, LINE, TikTokなどのSNSマーケティング実施に関する課題解決をサポートし、成果につながるお手伝いをしています。YouTubeマーケティングでお悩みの際には、ぜひご相談ください。

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