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Facebookマーケティングとは?その特徴と主な手法を解説

Facebookマーケティングとは?その特徴と主な手法を解説

人気のSNSのひとつ、Facebookではどのようなマーケティングができるのでしょうか。この記事では、Facebookマーケティングの基本的な知識と特徴、手法を解説します。

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目次

FacebookマーケティングとFacebook

まずは、Facebookマーケティングの舞台となるFacebookの基本を押えておきましょう。

Facebookの特徴

Facebookは、Meta社(旧Facebook社)が運営する世界最大級のSNSです。全世界の月間アクティブユーザー数は29億3,600万人(2022年4月時点)、日本の月間アクティブユーザー数は2,600万人(2019年3月時点)に上ります(※1)。
Facebookは実名登録を原則としており、ユーザーの多くはリアルな人間関係に基づいてつながっています。そのため、匿名性が高いほかのSNSに比べて、投稿への信頼性が高いという特徴があります。

※1 出典:【2022年6月版】人気ソーシャルメディアのユーザー数まとめ|WE LOVE SOCIAL

Facebookのユーザー層

日本でFacebookユーザーが最も多い年代は30代(48.0%)で、次いで40代(39.0%)、20代(33.8%)と続きます。10代が19.0%とほかのSNSに比べて極端に少ない点も特徴的です(※2)。
近年、国内のFacebookユーザー数は頭打ちの傾向にあります。しかし、ビジネス層とも言える30~50代の利用率が高く、仕事でのつきあいにFacebookを活用している例も少なくありません。

※2 出典:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省情報通信政策研究所

Facebookマーケティングの特徴

では、Facebookを活用したマーケティングには、どのような特徴があるのでしょうか?

ターゲティングの精度が高い

実名登録が原則であるFacebookはユーザー情報が正確なため、属性(年齢や性別、居住など)や興味、関心に基づいてマーケティングの対象を絞るターゲティングの精度の高さに定評があります。

ターゲットとの信頼関係が構築しやすい

リアルな関係性を基盤とするFacebookは、利用時に安心感を持たれやすいSNSです。そのため、マーケティング施策においてもターゲットとの信頼関係を構築しやすいという特徴があります。

表現の自由度が高い

Facebookでは、長文のテキストが掲載でき、画像や動画がなくても投稿が可能です。表現の自由度が高く、メッセージをしっかり伝えることができます。

BtoBで活用しやすい

Facebookはビジネス層が多く利用していることから、BtoBの商材やサービスのマーケティングにもよく利用されています。広告に「お問い合わせ」「詳しくはこちら」といったCTA(Call To Action=行動喚起)ボタンを付けることで、リード(見込み客)獲得にも使えます。

Facebookマーケティングの主な手法

Facebookマーケティングの主要な手法は次の3つです。

Facebookページ

Facebookページとは、企業や団体などがFacebook内に開設するアカウントで、開設や運営は無料です。
Facebookページでは、情報の発信やユーザーとの交流を通して、自社やブランドへの認知やロイヤルティ(信頼、愛着)の向上、集客、リード獲得などを実現できます。その特徴をいくつか挙げてみましょう。

「ファン」とつながる

Facebookページには友だち申請のシステムがなく、「いいね!」をした人のフィードに投稿が流れます。この「いいね!」をした人は「ファン」と呼ばれます。
ファンの数には上限がなく、その数が多いほどFacebookページの影響力は大きくなります。そのため、どれだけ多くの「いいね!」をもらうかが、ページ運営の鍵と言えるでしょう。
また、ファンからのコメントに返信や「いいね!」をすることで、ファンとのつながりを強化できる点もFacebookページの特徴です。

アクションを喚起する

Facebookページには、カバー写真の下に表示できるCTAボタンが各種用意されています。「予約をする」「今すぐ電話」「お問い合わせ」「詳しくはこちら」といったボタンを付けることで、ユーザーに次のアクションに移るよう促すことができます。

イベントに集客する

セミナーや展示会などの告知ができる「イベントページ」を、Facebookページから簡単に作ることができます。イベントページは、Facebookのイベント一覧やイベントの検索結果に表示されるうえ、「参加予定」「興味あり」といったユーザーの反応を集めることもできます。
より幅広く集客したい場合には、Facebook広告と連携すると効果的です。

投稿や広告の結果を分析できる

Facebookページには「インサイト」という分析機能があります。インサイトを使うと、ページビューや投稿のリーチ数などの計測ができます。Facebook広告の効果測定も可能です。

検索流入が期待できる

一般的な検索エンジンでは個人のFacebookアカウントは検索対象外ですが、Facebookページは検索対象です。Facebookページはログインをしなくても閲覧できるため、幅広い検索流入が期待できます。

Facebook広告

Facebook広告は、Facebook内だけでなくInstagramやMessengerなどにも配信できる広告です。
その特徴には、すでに紹介したターゲティングの精度の高さと目的に応じた広告フォーマットの豊富さ、そして広告配信を最適化する機能の3点が挙げられます。

Facebook広告の目的

Facebook広告では、広告を出す目的を最初に設定します。目的の種類は、2022年1月にそれまでよりも分かりやすい形に整理され、下記の6種類になりました。

  • 認知:ブランドの認知度、リーチ、動画の再生数を増やしたい
  • トラフィック:リンク先、ランディングページに誘導したい
  • エンゲージメント:いいね!やコメント、シェア、クーポン利用を増やしたい、イベントへの参加を促したい
  • リード:見込み顧客の情報を集めたい
  • アプリの宣伝:アプリのインストール、利用を促したい
  • 売上:コンバージョン、カタログ販売、来店数を増やしたい

Facebook広告のフォーマット

Facebook広告には次のようなフォーマットがあります。目的によって使用できるフォーマットが決まります。

※参考リンクは全てMeta社公式サイトより https://www.facebook.com/business/

Facebook広告の配信最適化

広告配信の最適化機能は、Facebookの配信システムが自動的に広告パフォーマンスの最大化を図る機能です。この機能を利用すると、あらかじめ設定した広告の目的(最適化対象)や予算、ターゲティングに基づいて、機械学習を利用して広告が自動で配信されます。

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SNS広告の特徴などについてはこちらでも他SNSと共に解説しています。
SNS広告とは?メリットと4大SNSの特徴、成功事例を解説

Facebookショップ

日本では2020年にサービスが開始したFacebookショップは、Facebook上に無料でオンラインショップが開設できる機能です。
ただし、Facebookショップには決済機能はありません。Facebook上の商品カタログを見たユーザーが商品の購入を決めると、外部の自社ECサイトに移動して決済をする仕組みです。
Facebookショップでは、ブランドイメージに合わせて画面の色をカスタマイズできるほか、WhatsAppMessengerを使って、問い合わせへの対応や配達の追跡といったコミュニケーションも可能です。

進化を続けるFacebook。マーケティング活用の幅が広がっている

世界最大級のSNS、Facebookは、日本ではユーザーの年齢層が比較的高く、投稿への信頼性も高いことから、BtoBを含めたビジネスでの活用が進んでいます。2020年にFacebookショップがスタートしたほか、2022年に広告の目的の種類を変更するなど、アップデートも積極的に行われています。使い道が広がるFacebookを自社のマーケティングにどう活用するか、最新情報を確認しながら検討していきましょう。

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