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戦略的なブランディングの先にあった自社EC 採用のポイントは既存システムとのスマートな連携と運用スキームでした~丸紅フットウェア様の事例【前編】

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2022.2.24


実践!リーダーが語る「プロジェクト成功への近道」(4)
丸紅フットウェア様事例【前編】

丸紅フットウェア様が手掛ける子ども靴の自社ブランド「IFME(イフミー)」。子どもの足の健やかな成長を育むをコンセプに産学共同で開発された靴は、デザイン性、機能性が高く、小さい子どもにも履かせやすいのが特徴です。

また、子どもの成長は早く、中でも靴はあっと言う間にサイズアウトしてしまいますが、いつも最適なサイズのものが履けるよう、IFMEの商品は細部にこだわりつつもお求めやすい価格帯ということもあり、子育て中のオシャレなパパ、ママにとても人気のブランドです。

そんなIFMEブランドのオンラインショップが2021年9月にオープンしました。弊社はShopifyによるEC構築と運用のサポートをお手伝いさせていただいています。まずは、自社ECを立ち上げることになった経緯などからうかがっていきましょう。(全2回の前編。後編に続きます。)

戦略的なブランド展開を図りSMU商品としてスタート

丸紅フットウェア様が取り扱われるシュービジネスは、スポーツ、ビジネス、フォーマル、子ども靴等々多岐にわたり、その事業は大きく二つに分かれます。一つはソーシング力を基にした大手小売企業向けOEM、ODM事業。もう一つは、海外ブランドの取り扱いを中心に、国内における卸、販売を行う事業です。
IFMEも最初は大手靴専門店のみの展開として2000年から販売をスタートしました。

「IFMEという自社ブランド商品を開発するにあたって、販路が固まっていないと投資できないので、まずは確実に発注いただける大手靴専門店での展開をベースに進めて、徐々に取引先を増やしていきました。
ですので、最初はオリジナルブランドではあるものの、お客様(卸先販売店)のご要望に合わせてデザインやカラー展開を企画・開発していました。そうすると、IFMEのラインナップの半分ぐらいが各お客様向けに作った別注品になっていきました。IFMEのカタログを見て店頭に買いに来てくださった消費者から“カタログ記載の商品はどこで販売しているのか?”という問合せがいっぱい来るようになったんですね。お客様からのご発注が多ければ多いほど、その傾向は強くなるわけです。

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石田泰述氏
株式会社丸紅フットウェア
マーケティング部
マーケティング第二課兼第三課課長

売れること自体はありがたいことなのですが、自分たちがブランドとしてやりたいことを発信して、消費者に受け入れられるようにしていきたい、自分たちでブランドをコントロールしてきちっと商品を提供していきたいという思いが強くなりました。 そこから別注品の比率を下げ、自社で企画・開発したインラインのみの品種・品番を増やす方向へと変更していきました。2~3年ほど前のことです」と、マーケティング部課長の石田様は振り返ります。

アプリ開発、そして直営店をオープン

ブランディングの手がかりとして、石田さんが最初に手掛けたのは、手軽に子どもの足のサイズを計測できるアプリ「ぴったりIFME」でした。

ぴったりIFME

次にブランド初の直営店を有明にオープン(2020年6月17日)しました。品番が全てそろっていて、IFMEの世界観が再現された店舗は、対消費者、対取引先へのブランドショーケースとしての役割も担っています。

有明ガーデン店


プレミアムショップでブランディングを強化

直営店をスタートしたことで、社内・社外に対して、IFMEの存在を十分に表現できるようになり、ブランディングが加速します。 そのひとつが「プレミアム200」です。データからIFMEのファンが多い主要都市の取引先店舗に専用什器のコーナーを設置してもらい、なるべく多くのラインナップをそろえて、直営店のような雰囲気で販売してもらう「プレミアムショップ」を、全国に200店舗程度まで増やすことを計画しています。

「第1弾としてアプリがあり、直営店、プレミアム200とブランディングを進めるライン上に、自社ECで販売するという計画がありました。オンライン上ではアプリとECを連携させ、オフラインでは直営店とプレミアムショップで消費者にアプローチしていくことを考えていました」(石田さん談)

ウェビナーご参加を通じた出会い

自社ECの情報収集をされている中で、プロダクト部の林様が図書印刷のウェビナーにご参加いただきました。
「ShopifyでのEC構築サポートをお願いできるところを探して、いろいろなウェビナーに参加していた中の一つでした。ちょうど鈴木さんが講師をされている回で、その後お会いすることになりました。

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林 智子氏
株式会社丸紅フットウェア
プロダクト部 第一課

当社にはIFMEの他に、メレル(MERRELL)とフィラ(FILA)というブランドがあり、メレルは2020年にECをスタートさせていました。過去に大掛かりなECに取り組んでうまくいかなかった経験から、スモールスタートで始めたいと考えていたことと、メレルもShopifyで構築していたので、IFMEもShopifyでの構築を検討していました」(林さん談)

図書印刷の鈴木は当時を振り返って
「初めてお目にかかって、ヒアリングさせていただいてから、ご提案までとても急いでおられましたよね。1週間ぐらいだったかな?すでに複数の会社にご相談されているという状況だったので、ぜひうちの提案も聞いていただきたいと思って、朝方まで提案書を作ってお持ちした記憶があります。
少人数での運用をご検討されていたので、弊社の構築後の運用サポート体制もしっかりご提案させていただきました」。

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鈴木暁雄
図書印刷株式会社
デジタルマーケティング部 係長

POSレジ、基幹システム、ECサイトを連携させたいというご希望に、ネクストエンジンを使ったスキームを提案したことと、そのスキームでの運用イメージがしっかりしていたことが、弊社をパートナーに選んでいただいた大きな理由の一つとなりました。
後編に続く。

図書印刷のデジタルマーケティング支援サービス

図書印刷では、WebサイトやEC事業の構築・リニューアル、各種プロモーションも含めた幅広いデジタルマーケティング支援サービスを提供しています。お客様の課題や外部環境を踏まえた上で、企業(またはブランド)の強み・特長を、データに基づいて洞察、咀嚼/翻訳し、課題解決へ向けた戦略プランの設計から運用までをお手伝いしております。

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