小倉純也 執筆者: 小倉純也 ● 2021/01/29 18:41:14

【楽天市場】EC担当者必見!楽天市場を徹底解説

楽天イメージ画像
 
 
 
この記事は
「実店舗を経営しており、ECサイトを構築しようと思っている」
「楽天市場への進出を考えている」
「楽天市場に出店するメリット・デメリットって何?」
「楽天市場に店舗を持っているものの、いまいち売上が伸びない」
という方向けの記事です。
 
 
いつもご愛読いただきありがとうございます。
 
ECといえば楽天市場!とイメージする方も多いのではないかと思います。
私もいちユーザーとして楽天市場を利用いたしますが、皆様は楽天市場について詳しくご存知でしょうか?
 
今回のコラムでは、EC担当者の皆様に向けて、楽天市場の特徴をはじめ、売り上げの伸ばし方などの「楽天市場の基礎知識」をご紹介できればと思います。ECの構築を考えている方も、楽天市場で店舗を持っている方も、是非ご参考にしていただけましたら幸いです。

 

 

1. モール系ECとは?

楽天市場はモール系ECという種類に分類されます。
 
ECは大きく分けて、自社で構築する自社ECと、モールに出店するモール系ECの2種類に分かれます。
自社ECとは、独自のドメインを取得し自社で運営するECを指します。路面店をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
対してモール系ECとは、ECサービスサイトに出店して商品を販売する形態のことであり、ショッピングモールに出店して商品を販売するイメージです。
詳しくはこちらのコラムを、ご参照いただければと思います。
楽天市場は後者に分類され、モールの中に多くの店舗が立ち並んでいます。

 

2. モール系ECの種類
 
代表的なモール系ECは、いくつか種類がありますが、その中でも楽天市場はどのような立ち位置なのかを見ていきましょう。
 
 大手モールサイト比較 (1)
 
楽天市場はYahoo!ショッピングやAmazonと比べて、
  • 流通額が多い
  • 集客施策が豊富
  • 初期費用が掛かる
というような特徴があることが、なんとなくわかるかと思います。
それらについてメリット・デメリットとして細かく見ていきましょう。

 

3. 楽天市場に出店するメリット・デメリット
 
それでは今回のコラムの柱である、楽天市場について詳しく見ていきたいと思います。
 
 
楽天市場に出店するメリット
流通額が最も多い
先ほども書かせていただきましたが、楽天市場はモール系ECを代表する3社の中でも、流通総額が最も大きいです。
流通総額が大きいということは、それだけで楽天市場で買い物をしているユーザーも多いということを表すため、商品がより多くの人の目に触れやすくなります。
会員の年齢・性別に大きな偏りがなく、幅広い商品カテゴリーを取り扱っているため、新しくECを始める方にはお勧めです。
 モール系ECの流通総額
集客しやすい
楽天市場自体がスーパーセールやスーパーディールなどのイベントを開催するため、楽天市場自体にお客様が集まりやすいです。
また、テレビCMなどの広告も頻繁に行っているため、お客様がイベントを認知しやすくなっています。
Yahoo!ショッピングは「超PayPay祭り」、Amazonは「ブラックフライデー&サイバーマンデー」などのセールを実施していますが、楽天市場は開催するイベント数が2社と比較しても多いです。
 モール系ECの主なイベント例
リピーターになってもらいやすい
楽天市場はAmazonやYahoo!ショッピングと比較し、ポイント還元の機会が多いことも特徴として挙げられます。
ポイント目的のお客様も少なくないため、お客様のリピーター育成をしやすいこともメリットとして考えられます。
 
 
 
 
楽天に出店するデメリット
デメリットというよりも注意点というくらいの認識で、皆様にお伝えできればと思います。
 
モールに出店するのに審査がある
楽天市場は楽天としてのブランドを保つために、出店に際して審査を行っています。Yahoo!ショッピングやAmazonにも同じように審査がありますが、特に楽天市場の審査は厳しいです。もちろん楽天市場の「出店審査や取扱商品に関する注意事項」に沿った手続きを行えば、問題なく出店することは可能です。
 
商品のアピールが難しい
楽天市場は、多くのお客様がモール内検索で商品を検索するため、店舗のトップページから入ってくるお客様は少ないです。
商品をアピールするために、検索結果画面に表示される1枚目の画像に情報を詰め込みたいところですが、こちらも楽天市場の「商品画像ガイドライン」が定められており、むやみやたらに情報を載せることができません。
 モール系ECの商品画像のルール
出店料が高い
Yahoo!ショッピングやAmazonが無料で出店・出品できるのに対し、楽天市場は初期費用が掛かります。
初期費用や月額費がかかるのに、なぜ多くの事業者が楽天市場へ出店するのでしょうか?楽天市場は出店にあたり、専任のECコンサルタントがついてくれます。ネットショップ開業初心者でも安心できるサポート体制が整っているため、多くの事業者が楽天市場へ出店を検討するのです。
 モール系ECの出店料
 
 
 
4. EC売上の方程式

ECの売上は、売上=アクセス数×転換率×顧客単価で求められます。
 
EC売り上げ方程式
 
アクセス数…お客様がサイトに何人きているか
転換率…来てくれたお客様の何割が商品を購入しているか
顧客単価…購入してくれたお客様がいくら(金額)買っているか
 
このいずれかの数字を伸ばしていくことが、ECの売上を作るうえで重要となります。
では、楽天市場においてこれらを実践するには、どのような手法があるのかを次で解説していきます。
 
 
 
楽天市場版 運用ポイント
アクセス数を伸ばすには
楽天市場は売れている商品が検索上位に表示され、さらに売れていくというサイクルがあります。
また、デイリーランキングやリアルタイムランキングに載ると、アクセス数が増加します。
まずは広告費をかけて商品の露出を増やし、お客様に商品や店舗を認知してもらうことが、アクセス数を伸ばすうえでの初めの一歩となります。
 
楽天リアルタイムランキングイメージ
 
転換率を上げるには
ページ改善を行い、お客様により納得して購入いただけるようなページ作りを心がけることは、自社ECと変わりはありません。
楽天市場は上述の通り、ポイント目的のお客様が一定数いるため、商品にポイントを付けることで転換率の向上が見込めます。
気を付けるべき点として、ポイント倍率を上げるほどに転換率は上がりますが、商品の利益率や販促予算に関わってきますので、両者を天秤にかけながらの実施が望ましいです。
(楽天市場が開催するイベント等でのポイントは、楽天負担となるため出店者の費用は掛からない)
 
 
顧客単価を上げるには
楽天市場では、季節ごとに特集が組まれます。クリスマス特集や福袋特集など、お客様にセットで購入してもらえるような企画が展開されるため、企画にエントリーすることで顧客単価の向上が見込めます。
○○円以上の購入で送料無料という設定も、顧客単価を上げるための有効的な施策の一つです。お客様に、「あといくらで送料が無料になりますよ」といった表示をすることで、「もう少しで送料無料になるなら、追加で買っちゃおう」と商品を追加する方もいます。このもう一押しによって、顧客単価を上げていくことができます。
 
 
また、楽天市場は会員ランクが定められているため、自店舗がどのランクのお客様のご利用が多いのかなどの顧客分析を行い、
リピーターになってもらえるように施策を講じていくことも重要です。
 楽天会員ランク表
 
 
まとめ
 
今回のコラムでは、楽天市場にフォーカスを当てて見ていきました。
楽天市場の特徴としては、
  • 流通総額が多く集客しやすい
  • 広告施策が充実しており売り上げを伸ばしやすい
  • 初期費用や月額費用、広告費などがネック
ということが挙げられます。
 
 
ECサイトの構築を考えていらっしゃる方も、楽天市場はモール自体に集客力があるため、売り上げを伸ばしやすく、取り組みやすいモールといえるのではないでしょうか?
一方で売上を伸ばしていくには、広告費の膨張や月額プランの見直しも必要となり、運用費も大きくなっていくことには注意が必要です。
楽天市場はある程度売上が安定してくると、どこかのタイミングで売上が伸び悩みます。その時に販促費をかけて楽天市場内での売上を伸ばしていくのか、自社サイトを構築するなど、新たなチャネルを作るのかの検討が必要となってきます。
 
 
図書印刷ではモール系ECの運用サポートも行っております
今回はECモールの中でも流通総額が最も高い、楽天についてお話しさせていただきましたが、参考になりましたでしょうか?
 
今回は基本的な知識のお話ですので、「実際に構築を進めるにはどうすればいいか?」という具体的なお悩みがある場合は、ぜひ一度お問い合わせください。弊社営業が貴社のご相談相手として、構築に関わるサポートをさせていただきます。
 
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これからECサイトを始めようか悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
 
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