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【EC構築入門編】DtoC事業者必見!今、ECが注目される理由とは?

この記事は

「実店舗を経営しており、ECサイトを構築しようと思っている」
「売上アップのために、ECへの進出を考えている」
「EC市場が急成長していると聞き、自分たちも参入しようか悩んでいる」
「ECサイトを立ち上げたいが、メリット・デメリットを把握したい」 

という方向けの記事です。

近年、取引額が右肩上がりで増加しており注目度の高いEC市場ですが、一体どれほどの市場規模があるかご存知でしょうか。私達がよく利用するBtoC ECにおいては、2019年に19兆円もの取引が行われています。

ここでは、これからECの構築を考えている方に向けて、「なぜECが注目されているのか?」「EC市場ってどれくらいの市場規模があるの?」をEC構築を扱う弊社からお伝えしたいと思います。

 

目次
1. ECとは?
2. モール系ECと自社EC
3. ECを構築するメリット・デメリット
4.BtoC ECの市場
5.BtoB ECの市場
6.ECの展望

 

1. ECとは?

 

ECとはElectronic Commerceのことであり、日本語で電子商取引を指します。ECは、モノやサービスの受発注がネットワーク上で行われるものと定義されており、支払いや配送がオフラインで行われていても問題ありません。

BtoC ECの種類

ECは、 大きく分けて3種類の形態 があります。これは売る側、買う側がそれぞれ、個人なのか法人なのかによって分かれます。

BtoC EC・・・売り手が法人で、買い手が個人 (例)ユニクロ、ヨドバシカメラ
BtoB EC・・・売り手が法人で、買い手も法人 (例)モノタロウ、アスクル
CtoC EC・・・売り手が個人で、買い手も個人 (例)メルカリ、ジモティー

BtoC ECの種類

さらにBtoC ECは 扱う商材によって 物販系、サービス系、デジタル系に分かれます。

物販系EC・・・食品や化粧品、家電やインテリアなどの「物」を取り扱う分野
サービス系EC・・・コンサートのチケット予約やレストランへのネット予約が該当する
デジタル系EC・・・NetflixやAmazon Prime、電子書籍などを取り扱う分野

ECの種類について

2.モール系ECと自社EC


また、個人法人の取引関係とは別軸で、ECの種類は出店方法によって、モール系ECと自社ECに分かれます。

モール系EC

モール系ECとは、楽天市場やYahoo!ショッピングのようにモールの中にお店を出店することです。モール自体の認知度が高いため、集客しやすい一方、サイトデザインに大きな違いを付けられないため、ブランディングは難しいです。

自社EC

自社ECとは、店舗をゼロから自分たちで構築することを指します。サイトデザインを自分たちで決められるため、ブランディングはしやすいですが、店舗そのものをお客様に認知していただかなければなりません。また自社ECは構築に専門知識が必要で、時間がかかることも特徴です。

3. ECを構築するメリット・デメリット

 

・ECを構築するメリット

24時間いつでもどこでも販売できる

ECは販売スタッフが必要ありません。そのため人件費を考えず365日24時間営業することが可能です。早朝でも深夜でも、お客様が購入したいタイミングでいつ来店しても、販売機会を逃すことがありません。

販売チャネルが増え、実店舗とは違ったお客様にアプローチできる

距離的に実店舗に来ることは難しいお客様や、実店舗でのアプローチがしにくい法人のお客様、社販など、EC構築によって新たな顧客層を獲得することもできます。

お客様のデータが取れるため、より効果的な販売方法で商品を提供できる

実店舗では取得しづらい顧客データを、EC上で取得することができます。それによって、お客様の属性に応じてパーソナライズした情報を届けることで、購買を促進できます。 例えばECであれば、お客様が閲覧した商品から、探している商品ジャンルや価格帯がわかり、より的確なレコメンドをすることができます。また、一度買い物かごに入れたが購入に至らなかった、何度も閲覧している、というデータから その人だけに クーポンを配信するということも可能です。

 

 ・ECを構築するデメリット

価格競争に陥りやすく、商品を購入してもらうまでに目移りがしやすい

インターネットで商品を検索すると、類似商品がいくつも表示されます。価格はお客様にとって、一番わかりやすい比較検討の対象となります。より安い商品が売れていくという価格競争の構図に陥りやすいため、自社商品のみが提供できる付加価値をアピールすることがポイントとなります。

実店舗との連携が難しく、在庫管理が大変

実店舗とECの両方で同じ商品を売る場合、在庫管理が大変になります。さらにモールと自社ECでも在庫を連携する必要があるため、多くの場合、在庫管理システムを導入し在庫の管理を行っています。

実物を見れないため、返品作業が増える可能性がある

EC最大の課題として、実店舗のように実物の商品を見ることができない点が挙げられます。そのためサイズ違いや色違いなどの返品が増え、今まで発生しなかった業務が起こりえます。商品のギャップをなくすため、 なるべく 多くの写真を掲載したり、より詳細な商品情報を記載する必要があります。

4.BtoC ECの市場

BtoC ECの市場規模

BtoC ECの市場規模は2019年19兆円に上り、7年連続で7%以上の成長率を見せています。

すべての商取引の内、電子商取引が占める割合であるEC化率は、2019年で6.76%となっています。コロナウイルスの影響もあり、2020年のEC化率は少々高くなるとは思いますが、それでも全商取引の1割程度であるため、伸びしろが大きく、これから参入する企業も少なくありません 

EC市場が大きいのは、「衣類・服装雑貨等」で1兆9千億円、「生活家電・AV機器・PC周辺機器」と「食品・飲料・酒類」がそれぞれ1兆8千億円となっています。しかしながら、分野によってEC化率が大きく異なります。「生活家電」分野が30%を超えるのに対し、「食品」分野は2%ほどです。EC化率が低い要因はいくつか考えられます。食品分野は市場規模が大きいため、EC化が進みにくいことや、食品関係は直接お客様の健康に影響するため、鮮度や安全面での懸念が拭えないことが、食品分野のEC化率が低い要因として考えられ ます

言い換えるならば、お客様の不安要素を取り除くことができれば、シェアを拡大する可能性があると考えられるでしょう。

BtoC ECの市場規模

 

 

スマートフォン経由のEC取引額

また、年々スマートフォンの所持率が増加しており、それに比例する形でスマートフォン経由のEC市場が拡大しています。総務省の調査では、ここ数年でスマートフォンも利用が急激に拡大していることやインターネットを利用している人の半数以上がネットショッピングを利用していることが明らかとなっています。そのため、これからはスマートフォンを第一に考えたコンテンツ制作(モバイルファースト)が重要になってくる と考えられます

スマートフォン経由のEC市場規模
 

 

5.BtoB ECの市場

BtoB ECの市場規模

2019年には約353兆円の市場規模があります。これは全商取引の内、およそ3割がECで売上を上げていることになります。BtoB EC市場は、toC市場(19兆円)の18倍の規模があり、取引の3分の1がECでの取引となっています。

働き方改革が提唱されている昨今において、BtoB ECは営業を介さずに取引ができるという点で、業務効率化を図る手段の一つとして注目を浴びています。

BtoCと同じようにBtoB EC市場も年々拡大しており、今後も今までと同等、またはそれ以上の成長率で拡大を続けることも考えられます。

BtoB ECの市場規模
 
 
 

6.ECの展望

 
今回のコラムでは、EC の形態や市場規模など基本的な知識 を見ていきました。

昨今Amazonや楽天市場等の台頭のおかげで、買い物がより近くに感じられています。いつでも注文でき、店舗に赴く手間がかからないECは、ユーザーの生活に欠かせないものとなってきました。そのニーズは今後も高まっていくことが予想され、EC市場は拡大を続けるでしょう。

現在、実店舗のみの経営をされている方の中には、販路拡大、売上向上のためにEC市場に参入することを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。EC化率は年々上昇しており、参入する企業が増えてきていることも確かに事実です が、 流れに乗ってとりあえずECを立ち上げるということは避けたいものです。

ECは立ち上げ ること自体大変なことですが、立ち上げて 終わりではなく、 そこから 様々な施策を講じながら売上を伸ばしていく必要があり 、とりあえず始めて成功するものではありません。

図書印刷ではECサイトの構築はもちろん、その後の運用も含めてサポートさせていただいております ので、 ぜひ 一度 ご相談ください。

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